活動報告・レポート
2024年12月28日(土)
和歌山城
和歌山城

令和6年の和歌山城の観光客の動向などを聴かせてもらいました。

「今年の見込み客は判明していませんが、例年は約20万人が訪れているようです。多くはインバウンド観光客で日本の観光客は少ないです」ということです。国では台湾や香港からの観光客が多く、ヨーロッパではドイツやベルギーなどからも来ているようです。但し圧倒的にアジアからの観光客が多いようです。

問題はお城の活用が十分に図れていないように感じるということでした。観光客に向けた城内の案内や飲食店やお買い物ができるお店が少ないことや、外国人向けのサービスにもひと工夫が必要なように感じました。そんな現状から「お城に魅力をどう与えるかが課題です。イルミネーションやドローンのショーなどはとても良いと思いますが、誘客できるイベントが少ないですね。近くでは竜王戦の対局やディズニーパレードは人を呼び込む力がありましたから、全国レベルのイベントを実施することや和歌山城ホールをもっと活用することも検討課題です」ということです。

確かにお城そのものの魅力は他のお城も同じですから、どのような魅力をつけて発信するのかが課題です。カフェなどの飲食店や和菓子や郷土の食べ物などの飲食店とお土産店は必要ですし、城内を歩いて回るための案内係や親切な案内標識も増やすべきだと思います。今日、城内では忍者のおもてなしはありましたが、それ以外、年末にお客さんをお迎えする取り組みはなかったように思います。

もう少しお城に人の往来と賑わいが欲しいように感じました。「来年に向けて賑わいの創出を考えたいと思います」と話してくれたように、観光客の誘客とイベントなど課題解決に向けた取り組みに期待しています。

年末の挨拶

年末、お世話になった岩出市の友人たちを訪ねました。最初に訪問したカフェは「12月は30日まで営業します。年明けは1月1日から営業していますからお越し下さい」と案内をいただきました。尋ねてみると例年、お正月はお客さんが多いようで「店を開けています」ということです。店内は今日もお客さんで賑わっていて、店主は「有難いことです」とお迎えしていました。

続いて友人の運送会社を訪ねました。仕事は明日までですが、年末年始も運送は続いているようです。1月4日からイベントがあるので「年明けから仕事はフル回転です」ということになっています。

「仕事があることは嬉しいことで、今期の売り上げは伸びると予想していますが、利益が減少しています。社員の給与を上げていますし必要経費も増えているので、経営は楽ではないです。県内事業者も2024年問題や後継者の問題などで県外大手からのM&Aや業務提携の話が増えています。生き残るためには必要なことかも知れませんが、できることなら将来自分達でこの仕事をやり遂げたいと思っています。県内でも比較的大きな運送会社がM&Aをされています。

県内を基盤に会社を大きくしていくと県外の巨大な運送会社との競争になることがあります。創業期の困難を乗り越えて仕事が増えていくと、更に県外企業との厳しい競争が待ち受けているので、事業を継続することの難しさを感じています。会社の規模が大きくなり業績が上がってくると、維持することが大変になってきます。そこで会社の存続をどうするのかを考えることになります。後継者がいれば任せられますが、いなければM&Aや業務提携も考える必要があるのです。但し、それは大手に飲み込まれることになるので慎重になりますし、社員のことを思うと簡単なことではありません。

会社の規模が小さい時期は、M&Aや業務提携の話は持ちかけられることはありませんでしたが、規模が大きくなると大手から話が持ち掛けられてくるようになります」という話です。会社経営を継続していくことの難しさを感じる話です。

できれば地元資本で事業運営してくれることを望んでいますが、規模が大きくなるにつれてそれまでと違った課題が出てくるものです。何事も安定させることは簡単なことではないことが分かります。