101歳の経営者の事務所を年末の挨拶のため訪問しました。毎月、欠かさず訪問していますから、最低でも12回は懇談したことになります。今年最終の懇談となりました。
「今年の年末の街の様子はおかしいですね。人が出ていないもの。長い間、和歌山市を見てきましたが、ここまで人が動いていない12月は初めてのことです。寂し過ぎる年末の光景になっています。年末になって和歌山市を訪れるインバウンド観光客も少なくなり、殺風景な光景になっていますね。繰り返しますが、こんな寂しい12月はこれまで初めてです。
これではお正月を賑やかに迎える雰囲気はないですね。来年以降の和歌山市は、一体どうなっていくのだろうかと心配になっています。12月の飲食店はお客さん入りが少ないようですし、12月、これは毎年のことですが、宿泊者数は減少しています。街に人が動くだけの要素は少ないのです。
理由の一つは経済が悪いことでしょうね。数字はどうだか知りませんが、実態として和歌山市の経済は悪すぎると思います。多くの会社で給与が上がっていないもの。売り上げが伸びていないから仕方ないことですが、所得が伸びていないからお金が回っていないですね。
そのうえ物価が高いので生活費が嵩み、年末だからと言って外食する機会はなくなっています。お米と野菜、光熱費など生活費が増えているので、日々の生活に余裕がなくなっていることは明らかです。誰でもわかることですが、所得が増えないとお金は使わないですよ。
統計上の数字は上がっているようですが、実際問題として和歌山市内で働く人の所得は増えていないと思いますよ。でないとこれだけ人が出ていない、動いていない理由を説明できません。
あえて言うなら若い人は忘年会を好みませんし、上司は忘年会を強要することはできないからだと思いますし、忘年会を行ってきた世代は高齢化しているので、若いころよりも飲みに出かけなくなっています。出かけたとしても一次会で解散することが多くなっているようです。
まあ今の年末の雰囲気だと、来年は楽しいお正月を迎える気分にはなりにくいですね。でも良い令和7年を迎えたいと思っていますから県政に期待しています。何か雰囲気を変えるようなことに取り組んで下さい。これまでと比較しても、余りにも和歌山市に活力がなさすぎます」との意見です。
和歌山市の実体経済は良くないと思いますし、私たちの消費性向が変わってきているので12月に入ってからも人が動いていないのです。急に現実になったものではなくて、人の行動が変化しているにも関わらず、全てにおいて対応できていないことが問題だと思います。ここで問題になるのは、大きな投資を受け入れる、つまり変化を起こそうとしてもまちに元気がなければ衰退を止められないということです。
難しい経済環境ですが、まずはまちを元気にするための行動を自分たちで起こすこと。自分たちが変化の機運を見せることが先決問題で、それができて初めて投資を受け入れる環境を整えられるのです。自分が行動を起こさずして他に頼っても、行動を起こさないまちや人の周囲は経済を回復させることは難しいと思います。
既に令和7年に向けての良い動きは始まっています。良くない光景は今年の中に閉じ込めておき、新しい年には希望のある取り組みと志、そして行動だけを持っていきたいと思います。昨日は、明日の希望を叶える最強の日だと聴きました。昨日からスタートさせた取り組みと変化があるので、実現に向かって行動したいと考えています。新しく迎える令和7年、2025年が起点となって、その先の大きな希望に進むことを願っています。
- 仕事納め日、会社を訪問して挨拶と懇談を行いました。「年末の雰囲気がしないように感じる」と年末の感想を話しあったように、年末ムードは低調のように思います。
- お世話になっている方が退院したことを伝えてくれたこと。回復に向かっていることを嬉しく思います。
- 通院中のTさんが病院の帰りに元気に姿を見せてくれました。前回お会いした時よりも元気になっているので「良かったね」と話し合いました。