活動報告・レポート
2024年12月17日(火)
タイとのオンライン会議
タイとのオンライン会議

タイとのオンライン会議を行いました。タイの現在を聴かせてもらうと「AIや先進医療そしてライブコマースなどの分野ではタイが日本よりも進んでいる」と思いました。ここで話したのですが、「東南アジアの成長は著しく先端技術やエネルギー環境分野などの面で日本が思っている以上に発展を遂げている」ということです。逆に言えば「日本はどうしてこんなに遅れてしまったのだろう」ということです。

先にブラジル、アルゼンチンを訪問した先輩議員に尋ねると「ブラジルもアルゼンチンも日本よりも進んでいると思った」という現地を訪問した感想を伝えてくれましたし、タイも台湾も日本よりも分野によっては発展していることを感じました。

しかも日本が得意とする医療やAI、Eコマース、もっと言うならライブコマースも日本よりも進んでいるということに驚きました。AIデータセンター建設の計画や先進医療の病院もあるようですし、多くの消費者がライブコマースで買い物をしていることは日本よりも進んでいます。

さらにデジタル社会に突入していることから、電力消費の伸びと環境問題に対応しようと取り組んでいます。AIデータセンターの電力消費量は約3倍と言われているので、再生可能エネルギーの導入も進めています。

このようにタイが高速的に成長していているのは資金力があるからです。資金があると事業化が図れますが、資金がない場合、あるいは資金を出さないようなら事業はできません。特に社会を発展させるような変化と成長を求めるのであれば大型の投資は絶対条件となります。資金を出さないで検討だけてしていても何も実現できません。計画と資金の確保は同時進行すべきことです。

このように周囲に経済環境ネットワークがあると成長速度は速くなります。逆に経済環境がなければ事業も成長も全く進みません。経済環境ネットワークとは、資金力、社会のデジタル化、優秀な頭脳と人脈が自分の周囲に揃っていて、いつでも活用できる環境のことです。繰り返しますが資金と人脈、優秀な人材が揃い、社会のデジタル化が進んでいれば、社会が発展し、国も事業も人も成長するということです。

そして会議の中でこんな話を聴かせてくれました。「ASEAN諸国は著しく成長を遂げていて変貌を遂げています。スマートシティ化が図られていますし、デジタル社会は人の意思疎通や交流が早くなっているので進歩が速いのです。デジタル社会に対応できていない日本は、ASEAN諸国の成長に遅れを取っているように感じます。もうひとつの要因としてタイが発展しているのは、『がんばりが普通ではない』ということです。とにかく良く働きますし考えています。会議が深夜に及ぶことは当たり前ですし、午前2時、3時、4時にメールが届くことも当たり前です。『起業家やビジネスパーソンは、一体、何時に寝ているのだろう』と思うことがありますが、私も寝ている時間は毎日3時間30分ほどです。タイではそれぐらい熱心に働いています。

一方でのんびりとする時間も大切にしているので、休むときは何もしないで休んでいます。オンとオフの切り替えができているので頑張れるのです。日本人はタイの人がのんびりしているところだけを捉えて、働いていないと思っているようですが、実際は全く違います」ということです。

もう一つがタイは人間ができている人が多いことです。「人間力は日本人よりも高くて優れていると思います。かつての日本人のようだと思います」という意見です。

日本人は欧米に多くの関心をもっていますが、東南アジアの発展は私たちの想像の上をいっています。もう一つの事例を示します。タイの通貨バーツの価値が日本円に対して切り上がっていることがあります。現在1万円は約2,200バーツですが、以前、1万円は約4,000バーツだったので、現在、バーツは円に対して二倍の価値を持っていることになります。

タイの現在を聴いて、わが国の国力の低下を懸念します。

台東縣とのオンライン会議

台東縣とオンライン会議を行いました。テーマは台東縣および花蓮縣と熊野白浜リゾート空港を結ぶチャーター便の運航と、その先を見据えた定期便の就航についてでした。知事は「来年は台湾とのチャーター便を目指している」と話していますが、それを実現させるための準備を整えています。

台東縣側は「台東縣と花蓮縣を合わせて約50万人の人口があるので和歌山県に行く人については心配していません。台東縣と花蓮縣から日本に行くのは台北空港から出国しているのですが、国内移動が不便なので直行便があれば地元空港を利用しますからら問題はありません。既に花蓮縣と香港との間で週に3便の飛行機が飛んでいますから、日本行きの利用者はいます。問題は復路です。和歌山県から台東縣と花蓮縣に来てくれる人がいるかどうかです。利用者を確保してくれることを望んでいます」という話です。

ご指摘の通り、チャーター便で懸念するのは和歌山県の利用者です。しかし、この需要を作らないことには定期便の就航は夢のまた夢になってしまいます。来年に向けてチャーター便運航の計画を練りたいと考えています。

年内はあと一度オンライン会議を開催する予定で、来年に向けたチャーター便就航について話し合いを行います。