令和6年12月建設委員会が開催されたので出席し、県土整備部と質疑を交わしました。
今回、委員会で取り上げた項目は次の通りです。
1.老朽化している歩道橋のあり方について
多くの歩道橋は1970年代に建てられたと思いますが、老朽化している歩道橋の問題かあります。最近は歩道橋の近くに横断歩道がひかれていることが多く、また高齢化のため利用者が減少する傾向にあります。
自治会によっては歩道橋を歩く人を見たことがないという声も聴きます。特に交差点をまたぐ歩道橋は意味があると思いますが、歩道の向こう側に渡るだけの歩道橋は利用者が少なくて意味がないと思います。老朽化した歩道橋の撤去など考える時期になっています。
最近は運転免許証の講習会で「横断歩道に人が立っている場合、自動車は停止すること」の講習があることから、まちなかの横断歩道で車が停止している場面が多くなっています。その観点からも歩道橋の必要性を考えるべきです。
2.和歌山市内の吉田交差点について
吉田交差点では通勤時間帯の朝夕の渋滞がひどくなっています。これは市駅和佐線の整備に伴い、この交差点利用車両が増加していることに起因しています。市内全体の渋滞緩和のため車の通行の分散化が図れていることは良いことですが、車の流れが変わったことから、吉田交差点の渋滞が問題になっています。これまでも渋滞対策を実施してくれていますが、また渋滞緩和に至っていないことや交差点改善の要望が多いことから、吉田交差点の渋滞対策の検討が必要です。
3.「京奈和関空連絡道路」「和歌山環状北道路」について
「京奈和自動車道建設促進協議会」決起大会で示された構想で記されている「京奈和関空連絡道路」「和歌山環状北道路」の道路計画、構想などの現状ついて確認したいと思います。
チャリティコンサートを開催予定のお店をお借りすることのお礼の挨拶で訪ねました。
そこでお客さんも交えて和歌山市の現状について意見を聴かせてもらいました。店主からは「議員さんと話をする機会は少ないので、色々な愚痴を言って申し訳なかったのですが、聴いてもらえてすっきりしました」と話がありました。僕は「愚痴とは思っていませんよ。和歌山市の置かれた状況はあちらこちらで聴いていますから、課題解決に動くための材料になります」と答えました。主な意見は以下の通りです。
1.飲食店のお客さんが減少していることについて
コロナ禍の影響もあるのですが、あれ以降、お客さんが減少しています。生活スタイルが変わったことや意識の変化もありますが、原因の一つに所得が増えていないことがあると思います。これだけ物価が上昇すると生活費、光熱費の支出が増えているので余裕がなくなっています。地元で働く人の所得は上がっていないので使わなくなっています。どうしても外食や娯楽に使う費用を削っています。
県にお願いしたいことは、物価対策と個人所得を上げること、そして外食できる社会環境を整えて欲しいということです。所得が増えなければ外に行く機会は少なくなり、和歌山市でお金は回らないのではないでしょうか。
2.アルバイト賃金について
知り合いの大阪の高校生の話です。高校生が飲食のチェーン店でアルバイトをしていますが、時給を1300円もらっています。アルバイトの単価が高いことは良いことですが、同じ高校生でも大阪と和歌山との間でこれだけ差があることに驚いています。同じ高校生のアルバイトの単価がこれだけ違うことに違和感があります。これは地域間格差であり、和歌山市の経済が悪いことを示しているのではないでしょうか。
和歌山市の高校生が進学などで県外に出ていくと戻ってこないのは当然だと思います。戻ってこられる環境を創り出す必要があります。
3.給与を増やして欲しいことについて
やっぱり給与が増えないことにはお金は使わないですね。これだけ生活費が上がっているのに給与が上がらない、または上がっても物価上昇に追いつかないのでお金を使わない生活になっています。市民がお金を使わないとお店にも人が来ないのは当然です。
スーパーやガソリンスタンドで使うお金が増えていることを県幹部の方々は知っていると思いますが、そこへの対策はありませんか。
主に以上の意見です。和歌山市の実態経済は回復していないことを感じます。統計は参考にすべき数値ですが、飲食店、お客さんの意見を聴くと、現状の経済も厳しいことが分かりますし、将来の良い材料もないと思っていることが分かります。「和歌山市の将来に良いことがあるとは思えないのです」との意見もあったように、将来の希望を抱かせる政策が必要だと思います。

古谷さんが叙勲されたことのお祝いの会が開催されたので出席しました。案内をいただいたことに感謝しています。出席したのは偉大な先輩方ばかりで、若いころから指導いただいた皆さんです。有志の会が主催して心からのお祝いの機会となりました。
有難いことに古谷さん始めとする皆さんから「片桐君は良くやっています。議員報告や皆さんから話を聴いているので嬉しく思っています」「私たちが自慢できる議員になってくれました」「今回の議会の内容も拝見しましたが、これまでと同様に皆さんからの意見を聴きとって提言していますね。嬉しいことです」などの意見を伝えてくれました。尊敬する先輩方からの意見なので恐縮すると共に、送り出してもらってから以降の活動をずっと見てくれていることを有難く感じました。
このように一緒にお祝いできることを嬉しく思っていますし、懐かしい話とこれからに希望の感じる話を交わせたことに感謝しています。そして先輩方からの励ましに、大きな力をもらいました。ありがとうございます。
今回で今年9回目となる「能登半島支援チャリティトーク&コンサート」を羅布さんと共に開催しました。会場に来てくれた皆さんと共に歌と演奏、能登半島地震を支援している和歌山県と防災対策、僕の今議会の県政報告を行いました。
紀伊半島は能登半島と同じ半島地域なので、今回の支援活動は現地支援と共にノウハウを収集できた機会となりました。和歌山県での防災対策に生かすことが、被災地から学ぶことなるものです。キッチンカーとトイレカー、段ボールベットなどを避難所に備えることが備えとなり、私たちに安心を与えてくれます。
温かい食事と寝られる環境、そして快適なトイレは避難所生活での最低限の必需項目です。阪神淡路大地震以降、避難所生活の悪さが指摘され続けていますが、未だに解決できていません。南海トラフ巨大地震の到来が予想されている和歌山県こそ、先駆けて備えておくべき施策です。巨大災害が発生した時に、これまでと同じで避難所が進歩していなければ県が不作為責任を問われるほどだと思います。避難所の問題は今から先の防災対策なのです。
非常時に際して、避難行動ができるような避難所の整備に取り掛かっています。

そんな県政報告を、いくつかの事例を交えたトークで行いました。皆さんは熱心に聞いてくれて意見を聴かせてくれました。「私の家には障がいの子どもがいますが、巨大地震や津波発生時に避難できるでしょうか。不安です」との質問に対して、「地元の自治会や民生委員に事情を伝えてください。避難する時は逃げ遅れないように、今から備える必要があるからです。もし地元で誰も聴いてくれなければ連絡してください」などの説明をしました。
皆さんからは「和歌山県の防災対策と言っても漠然としていましたが、説明を聴いて良く理解できました」、「とても分かりやすい説明を聴かせてくれました。これまで参加した議員さんの報告は全て退屈でしたが、今回は興味をもって聴くことができました」。
また「話を聴いて私も議会を聴きに行きたくなりました。次回は絶対に案内してください。応援に行きます」、「とても話しやすい議員さんだったので、つい要らないことまでしゃべってしまいました。こんな議員さんがいることは信じられないです」など意見を聴かせてくれました。
歌と演奏、そしてトークを終えてチャリティを募ったところ、全員から心温まる支援をいただきました。明日、石川県の被災された皆さんに和歌山県からの善意を届けます。