活動報告・レポート
2024年12月10日(火)
一般質問初日
一般質問初日
片桐あきひろ

令和6年12月県議会定例会の一般質問が始まり、初日の今日4人の議員が登壇し、それぞれ県政の課題について当局と質疑を交わしました。質疑の「和歌山県民文化会館の指定管理について」や「避難所におけるスフィア基準について」、そして「熊野白浜リゾート空港の滑走路延伸について」などの質疑は勉強になりました。

また僕も議長宛に一般質問の通告を行っています。明日、予定している一般質問項目は次の通りです。

1.生活の安全を護ることについて
(1)犯罪から県民の生活を護るための「まちの安全」と「暮らしを護る」取り組みについて
(2) 防犯意識を高める取り組みについて

2.「近畿ブロックスポーツ少年団軟式野球交流大会」の合同チームの問題について
(1)合同チームのユニフォームの問題について
(2)競技規定改正について

3.和歌山県の観光産業について
(1)和歌山県の観光資源を生かすことについて
(2)和歌山県観光のゴールデンルートの構築について
(3) 高級宿泊施設等のリゾート産業の誘致について

4.「大阪・関西万博」で和歌山県の魅力を伝えることについて
(1)「大阪・関西万博」の機運醸成について
(2) 和歌山県への誘客について
(3)和歌山ゾーン出演者との調整状況について

以上4項目、10の質問を行う予定です。この項目に基づいて、知事および関係部長と質疑を交わすことにしています。

インターネットサイト

約20年間インターネット販売の仕事をしている会社の社長と懇談しました。順調に売り上げを伸ばしていますが、最近は「過渡期に差し掛かっていると感じています」と話してくれました。その理由を訪ねました。

「私がインターネット販売の仕事を始めてから20年が経過しています。プログラムも組んでいますし、市場も理解しているつもりです。だから感じることがあるのです。そろそろ過渡期に差し掛かっているということです。インターネット店舗の売り上げが落ちているのです。兆候はコロナ禍の後半の時期に出ています。コロナ禍の時は自宅で買い物をしたので売り上げが上がったのですが、それ以降は売り上げが低下傾向にあります。一つの理由は中国サイトの進出です。同国のサイトの単価はとにかく安いのです。最初、消費者は信頼性に不安を感じていたのですが、価格と品質、そして正確に届くことが分かり、今では信頼性が高くなっているので市場規模を拡大しているのです。

またサイトのレベルも高くなっているので、従来の日本のサイトと変わらなくなっています。外国のインターネットショップが進出してきたことが原因の一つです。

もう一つの理由は、店舗型から動画型に変化の兆しがあることです。商品説明を動画で行うサイトの売り上げが伸びていますから、今後の主流になってくるのではと考えています。

また人件費や光熱費、運送費などの経費が増えているので利益が薄くなっています。経費削減を実行したので最低限の利益は確保できていますが、これ以上経費が嵩むと厳しくなります。今後の販売戦略を考えているところです」という話です。

売り上げを伸ばしてきたインターネットサイトも、変化の時期に差し掛かっているようです。