活動報告・レポート
2024年12月4日(水)
いきいきシニアわかやま
いきいきシニアわかやま

今年最終となる「いきいきシニアわかやま」の役員の方々と会議を行いました。お二人はとても元気で、大きな声で「1月には東照宮からウォークをやるのでよろしく」と案内をいただきました。

いきいきシニアわかやま

この時期は次年度の行事計画を策定する時期で「10月の県外視察は片桐さんにお願いするから」と依頼を受けました。会では、毎年、大河ドラマの舞台を訪ねる研修を計画しています。今年は紫式部をテーマにしたので宇治を訪ねましたが、来年の大河ドラマの舞台は江戸なので「来年は外して、再来年の豊臣秀長の時に高野山などの研修会を行いましょう」ということになりました。そのため来年の県外研修は舞鶴の赤レンガを訪ねることを検討することに決まりました。

さて和歌山城へのインバウント観光客が増えていることから、語り部として「英語で簡単な案内をできるように研修を受けています」と言ってテキストを見せてくれました。よく尋ねられることやお城に関する用語などを英語で説明できるテキストになっていました。

「これを基にして案内をしているのでインバウンドのお客さんに和歌山城の歴史を知ってもらっています」と和歌山市の観光を支えてくれていることが分かりました。インバウンド観光の誘致として大きな取り組みですが、個人の小さな活動がそれを支えていることが分かる事例です。時折、外国人が和歌山城を訪ねているところを見かけますが、語り部の方々が案内してくれていることを知り、ありがたいと感謝の気持ちになりました。

そして「私は自分で現地に行って案内する予定の場所を見て回り、お店などに立ち寄ってその場所の歴史や逸話などを尋ねます。現場から帰ってから自分で資料を作成していますから、私の案内資料はオリジナルのものです。活動を継続するために、後進の育成も行っているところで、来年1月の和歌浦の案内では私は見守るだけです」と、語り部としての活動の様を説明してくれました。

紀三井寺の祈願も行い、今年の活動が順調であったこと、来年も元気で活動できることを願いました。今年一年の活動、お疲れ様でした。

一般質問に係る議論

一般質問に係る議論を当局の皆さんと交わしました。

いきいきシニアわかやま

「大阪・関西万博」の和歌山ゾーンに関しては、和歌山県の自然や歴史、文化などの資源は東京やロンドン、ニューヨークにも引けを取らないもので、万博は国内外にそれをPRする機会になることを共通認識としました。そのため民間の出演者も和歌山県の伝統や文化を表現し、来場者にメッセージを伝えることで、和歌山県への誘客につなげる取り組みになるよう考えています。

「和歌山県のリゾート産業」に関しては、誘客の取り組みと高級ホテルを核としたリゾート施設の誘致は同じもので、この先、和歌山県観光の核になるリゾート施設を誘致することで、和歌山県の持つ観光資源をさらに生かせるということです。和歌山県の観光資源は県全体に広がっているので、一日や二日で一気に周遊できることは叶いません。滞在して周遊してもらうためには観光の核となるリゾート施設が必要です。

今日の議論の場では「和歌山県の将来のリゾートが楽しくワクワクなるような議論を交わしましょう。和歌山県にリゾート産業の核施設を誕生させることで、その周囲に飲食店やウェルビーイングに資する医療施設などがやってきます。大きな柱を構築できれば和歌山県はリゾート地になります。現在の観光は紀南地域が中心になっていますが、夕日をキーワードにすれば和歌山市までをリゾート地と捉えることが可能になります。そんな将来の姿を描いて議場で表現できると楽しくなりますから」と話しました。

「スポーツ少年団」については、現代の価値に合うよう競技規定を変更することを求めています。もちろん当局との価値観は一致しているので、和歌山から時代に即した価値を発信できるよう取り組みます。

その他
  • 若い方が巻き込まれたトラブルに対応していますが、進展があったのでその父親から「誰に相談してもできなかったのでありがたく思っています。もう少しなので協力をお願いします」とお礼の言葉をいただきました。
  • 万博との連携に関する相談に対応していますが、説明資料を届けて協議しました。うまく進むと良いのですが進展を見守ります。
  • 本日、台東縣の方が関西空港から和歌山県、そして白浜町に入り観光地の視察を行ってくれています。昨日のオンライン会議の直後の素早い行動に感謝しています。