活動報告・レポート
2024年11月10日(日)
ぶらくり歌謡音楽祭
オールジャパン関西歌謡祭ライブアンド審査会

「オールジャパン関西歌謡祭ライブアンド審査会」に参加しました。開演に当たり主催者挨拶に続いて祝辞を述べさせていただきました。

おはようございます。「オールジャパン関西歌謡祭ライブアンド審査会」は今回が二回目の開催となります。今回は皆さんのホームタウンでの開催となりますから、慣れた舞台でプロのレッスンの成果を発揮して欲しいと思います。大会開催までには企画と準備、参加呼びかけなど多くの過程を経て本日に至りました。そのご苦労に心から感謝しています。ありがとうございます。

僕もここをよく訪れてオーナーやお客さんと話を交わしているのですが、先日、大会を目指して先生と生徒さんがレッスンをしている場面に出会いました。横で聴かせてもらったのですが、二人の真剣なレッスンに見入っていました。

生徒さんが発表曲を歌うのですが、「はい演奏を止めます」と中断した後に注意点を伝えるのです。同じ歌詞のところを何度も繰り返して自分のものにしていくのです。そして次の歌詞に進みます。そんなレッスンを繰り返して全体を歌って確認しているのです。歌を聴いた先生の指摘も凄いのですが、そのアドバイスに対応して直ちに修正する生徒さんも凄いと思いました。

今日の大会はそんな楽しくて、厳しいレッスンを続けてきた皆さんがステージに立つことになります。これまでのレッスンの成果を披露する機会となりますから、楽しくレッスンの成果を発揮して欲しいと思います。今日の大会が皆さんにとって特別な日となり、楽しい時間となることを願っています。皆さんと一緒に楽しめることに感謝して、挨拶とさせていただきます。

挨拶に引き続いて早速、発表の部が始まり、続けて審査の部に移っていきました。

審査の部では審査員による講評があったのですが、直接、審査員から歌の講評を聴くのは初めてだったので、その指摘が勉強になりました。

「いいんだけれども全体的に感情が入り過ぎています。形容詞は感情を込めて、名詞は淡々と歌うとより歌い手の感情が聴く人に届きます」
「歌詞と歌詞が続き過ぎるので平坦な歌い方になっています。声が出ているのでもったいないと思います。メリハリを意識してください」
「歌は縦に歌ってください。横に歌っているので聴く人に伝わらないです。一つひとつの歌詞を大切にして歌うことが縦に歌うことですから、思い切って区切ることを意識してみてください」
「日本海の歌詞がありましたが、聴いていると日本海がイメージできないのです。自分が思う日本海をイメージして歌ってください。皆さんの心に響くと思います。その日本海が荒れているのか、暗いのかなど情景があると思います。自分のイメージを伝えてください」
「上手いのだけれど心に伝わってこないですね。歌詞をイメージして自分のものにしなければ相手に伝わりません。どこを重点にして歌うのか決めて歌ってください」

主に以上のような講評がありました。歌の講評でなければ出会えない言葉ですから勉強になりました。中でも「歌は縦に歌うこと」は友人のプロの歌手から聴いていたことなので、どんなに上手でも横に歌っては響かないことを感じました。

良い機会を与えてくれた主催者、本日の参加者の皆さん、厳しくも次につながる温かい審査員の方々に感謝しています。

ぶらくり歌謡音楽祭
ぶらくり歌謡音楽祭

フォルテワジマで開催された「ぶらくり歌謡音楽祭」に参加しました。この歌謡祭は和歌山市内の「和歌山ブルース歌碑建立20周年」を記念して開催されたものです。そのため特別ゲストとして古都清乃さんをお迎えして「ニューレトロ」の歌謡曲を歌う大会となりました。僕も出演者の一人として、抽選の結果、開演から5人目でステージに立たせていただきました。歌ったのは「マイ・ウェイ」で、皆さんの力強い応援のお陰で無事に歌いきることができました。抽選で早い時間に歌えたので、後のステージを楽しむ余裕が生まれましたが、午後からの出演に決まった出演者は出演する時間まで緊張が続き、内心大変だったと推察しています。

ステージで「皆さん、おはようございます。本日、歌謡音楽祭に出演させていただきます。今月は『きのくに文化月間』で、和歌山県全体で音楽や芸術に親しむ月と指定しています。

この月間に音楽祭を開催してくれたことは和歌山県にとって嬉しいことであり、歌声が響く一日になることを期待しています。本日はたくさんの方々が登場しますが、和歌山ブルースで和歌山県の県名を高めてくれたこの音楽を中心に、私たちの歌で地域文化を高めていけたら幸いです。皆さんと一緒の舞台を楽しみたいと思っていますので、最後までよろしくお願いいたします」と挨拶をいたしました。

今回、「これを歌ってください」とリクエストいただいた「マイ・ウェイ」歌いました。練習の成果があって無事に歌い終えることができました。聴いていただいた、応援してくれた皆さんに感謝しています。

ぶらくり歌謡音楽祭

また「桐和歌会」チームからは総勢10名が参加しました。全員が舞台に強いところを見せて堂々とステージに立ち見事に歌い上げていました。お互いに笑顔で感想を語り合える時間もあり「普段経験していないことに挑戦すると緊張するものの、参加して得るものはある」と思いました。出演メンバーは「反省会をやろう」と話し合い、もっと結束することになりました。

良い機会を与えてくれた主催者と「大会にみんなで参加しよう」と決めて誘ってくれた「桐和歌会」の皆さんに感謝しています。

本日は歌う一日となりましたこと、ありがたく思っています。