活動報告・レポート
2024年11月2日(土)
安原地区公民館文化祭
安原地区公民館文化祭
安原地区公民館文化祭

安原地区公民館文化祭に行ってきました。コロナ禍の時期は見合わせていたのですが、再開し地域の皆さんの作品が展示されていました。会議や写真、書道や手芸、そして絵手紙などが公民館に展示され地元の皆さんが訪れています。本日は和歌山県に暴風警報が発令されたことから会場に人は少なかったのですが「午前中はたくさん訪れてくれました」と伝えてくれたように、地元を中心に文化に親しもうと集まっています。

安原地区の世代を超えた交流機会となっている文化祭なので、サークルや福祉施設、地元の支援学校の生徒も出展していました。

鑑賞した後、地元の皆さんと意見交換を行いました。

「この地域は土地が低いことや用水路の幅が狭いため、大雨が降ると用水路から水が溢れて道路に侵入してきます。今日は短時間だったので冠水はしませんでしたが、地域の課題は持ち越されています」と話がありました。

公民館に行く途中に田んぼを見て回ったのですが、用水路の水位が高くなり水流が早かったことに氣づいていました。大雨が降ると道路は危険な状態になるので和田川の改修など対応を進めていますが、全面解決にはなっていません。短時間に特定の地域に集中豪雨が降ることがあるので、内水対策は喫緊の課題だと認識しています。

続いて「米の価格が上がったと言われていますが、農家は米作だけでは食べていけないのです。一俵あたり3万円で取引してくれるなら専業農家として食べていけますが、今でも取引価格が低いので農家の家計は厳しいです。専業農家は高齢化していますし、後継者はほとんどいません。子どもが都会に出て行ってしまうと戻ってくることはありませんから、ここ数年のうちには更に休耕田が増えていきます。若い人の流失は止めることはできないので、岸本知事が一次産業の振興を唱えてくれていますが、現実は厳しいと思います」の意見です。

主食であるお米の値段は据え置かれてきたので今夏の値上がりは家計に響きましたが、農家にとっては決して高い値段ではないということです。このことは何度か聴くことがありますが、今の価格ではもっと専業農家は減少していきます。「この先も残っていけるのは、ブランド化に成功した果物をつくっている農家です」という話です。

安原地区公民館文化祭

また議会報告をお渡ししたところ、直ぐに読んでくれて感想を聴かせてくれました。

「県議会中継を見ていますが、関心のあるテーマを取り上げてくれているので県政のことが分かりやすいです。県議会議員の発言した一覧を見たことがありますが、片桐さんの内容が一番分かりやすかったです」。

「坂本龍馬と陸奥宗光の講義を行ったのですね。故郷の偉人を語ってくれることは有難いことです。記事を読んで私もその講義を聴きたかったと思います。地元の偉人を語り継いでください」。

「片桐さんのことは皆さんから聴いているので知っていますよ。公民館に来てくれて、ここでお会いできて嬉しく思います」。

「太刀ヶ谷神社のことは知らなかったです。由緒ある神社のようですね。和歌山県には私たちが知らない歴史が埋もれていると思うので、取り上げてくれるとありがたいです」。

主に以上のような意見を聴かせてくれました。作品鑑賞と共に、皆さんと懇談できたことを嬉しく思います。

叔母の一周忌

和歌山市内の大立寺で叔母の一周忌を執り行いました。父親の兄弟も全員亡くなってしまい、親の世代がいなくなったことを寂しく思いながらお坊さんに合わせてお経を唱えました。親族が集まり親の話になりました。

「片桐の家系はみんな本が好きでよく読んでいた」ことや「70歳代で亡くなっている人が多いので健康に氣をつけましょう」など、久しぶりに会ったこともあり親の話が弾みました。

雨天の中、無事に執り行えたことに安堵しています。