活動報告・レポート
2024年10月21日(月)
高校生ダンスコンテスト
高校生ダンスコンテスト

高校生ダンスコンテストについて協議を行いました。和歌山県内の高校でダンス部のあるところは少ないのが現状です。他府県では高校生のダンス部の活躍やコンテストに出場する機会を目撃していますが、和歌山県内の高校で活躍している例は残念ながら知らないでいます。そこで高校生でダンスの練習をしている生徒や、ダンスを習っている生徒などを対象にダンスコンテストを検討しています。高校にダンス部がないので、ダンスが好きな生徒は個人で習っていると思うので、県内でコンテスト出場の機会を提供できないかを検討しているところです。

時代は変わり、今ではダンスはパリオリンピックの種目になったほど若い人がスポーツとして楽しんでいます。競技人口が増えていくとクラブも設立されると思いますが、その競技者や愛好者の皆さんにとってコンテスト開催はきっかけになると思います。

かつては、スケートボードもダンスもスポーツとして見られていない時がありました。百貨店などのガラスに自身の姿を映してダンスの練習をしている若い人を見ることがあります。

ダンスの置かれた立場は残念なことに、高校のクラブ活動のように大会が開催されていないので練習の成果を発表する場がないのです。このように練習環境に恵まれていないダンスですが、オリンピックで注目されて以降、競技人口が増えていると思うので、せめて和歌山県内でコンテストや発表の機会が必要です。コンテスト出場は目標になりますし、同級生やファンから注目される機会になります。

しかし大阪府では大阪府立登美丘高校ダンス部は全国的に有名になっていますし、久米田高校ダンス部も同様です。既に高校生のクラブ活動の活動領域を増やし、全国のメディアからも注目されています。

対して和歌山県内の高校でダンス部のあるのは3校程度だと聴いているので、機会を提供することで競技人口が増えたら良いと思っています。主催者の一人は「ダンスをやっている高校生は正式なクラブ活動ではないので発表の機会がなく、注目されていないのが現状です。できればコンテスト形式の大会に高校代表の形で参加してもらって同級生や友人に注目してもらいたいと思っています。練習をやって大会に出場することを目標にできれば達成感があると思います。高校生にとって好きなことにチャレンジして『やったぁ』と思える体験が、その後の人生に影響を与えると思います。そのためのお手伝いができれば嬉しいことです。大阪でのダンスコンテスト主催者と連携しているので、運営方法などの話を聴いて和歌山県内で実施できたらと考えているところです」と話してくれました。

大人が古い常識にとらわれることなく、新しい領域にチャレンジしている高校生を支援する取り組みは素晴らしいと思います。ダンスの練習を続けて上手になっても、注目される発表の機会が得られなければ達成感も充実感もありません。高校のクラブ活動であればインターハイや甲子園などの機会がありますが、和歌山県の高校生にはダンスコンテストに出場する機会はありません。来年、初めてのダンスコンテストが開催できれば、この大会が高校生の目標になるかも知れません。青少年の健全育成につながる取り組みなので、開催できることを目指して準備を整えています。

高校生の夢を叶える話にご一緒できたことに感謝しています。これからが始まりです。

その他
  • 101歳の経営者を訪ねました。ちょうど神主さんが来ていたことから「記紀」の話などを交わしました。毎月1日、11日、15日、そして21日の4回、25年間欠かさずにお祈りを捧げていることを聴きました。
  • 防災川柳の取り組みについて依頼を行いました。毎年、防災川柳を県内外に募集して、防災意識向上に資する活動を続けています。今回も募集開始の時期になり、皆さんの協力をお願いしています。