建設現場でドローンの活用が図られる事例が出てきています。建設委員会で紀の川インターチェンジの変状対策工事や埼玉県のトンネル工事現場を視察したときも、建設現場のDX化の事例がありましたが、導入可能な建設現場ではデジタル化が図られています。これは人材不足とコスト削減、そして工期を短縮するなどの効果があり、大手では導入を促進しているのです。
そのため下請け事業者もドローンの資格を取得するなどDX化に対応する必要に迫られています。今回、建設の仕事をしている会社から「ドローンの資格を取得したいので、スクールがあれば教えてください」と話があり、知り合いのドローンスクールに問い合わせたところ、「毎日、教室を開催していますから授業の様子を見に来てください」と快く引き受けてくれました。
毎日、生徒が習いに来ていると聴いたので「和歌山県でも社会のDX化は進んでいる」と感じました。
但し導入に当たっては、相当の資金を必要とするので中小企業が即座に対応することはできません。DX化に対応する機器は大手企業が導入していますが、中小企業ではそれに対応する人材を育成する必要があります。中小企業では技術者を育成して現場のDX化に対応することが課題となっています。
また深刻な人材不足はDX化や外国人労働者の採用などで乗り越えようとする会社が多々あります。本日はドローンの技術習得と共に、外国人労働者の雇用を検討している会社で話を聴かせてもらいました。
社長からは「近隣では外国人を採用している会社が増えてきています。複数人の外国人技術者として採用しているようなので、私の会社でも採用を考えなければと思っています。果たしてどの国から、どんな人材を採用すればよいのかを検討しているところです」と話してくれました。
和歌山県内での外国人労働者の人数は2千人ぐらいだと聴いたことがありますが、全国ではまだまだ低い方だということです。中には「技術者不足は深刻で、技術者を採用したくても日本人の人材がいなので外国人の技術者を求めました。採用したところ覚えが良くて真面目なので直ぐに技術レベルは高くなり社内でもトップレベルの人材に成長しています。今ではわが社に欠かせない人材と戦力になっています。彼らを抜きにして会社は回らなくなっているほどです。
県内のどの業種でも人材不足への対応は深刻な問題なので、外国人の採用を考えている会社が増え始めています。これらの相談に対応できるようにしたいと思います。
- 和歌山フロリダ会として、フロリダで発生したハリケーン被害への対応を話し合いました。まずは現地の状況を把握することから検討し始めています。
- 和歌山特報に「なんくま会」と「太刀ケ谷神社」に関する記事が掲載されました。「なんくま会」は25周年で実行委員会メンバーが集まった記事で、「太刀ケ谷神社」はその歴史と現在の課題についての記事でした。また友人の「いきいきシニアわかやま」の記事や有田市で開催された南さんのディナーショーの記事も掲載されていたので、自分のことのように嬉しく思いました。
- 県立博物館の展示物に係る問題について話を聴かせてもらいました。博物館は本物を鑑賞し感動することに価値があります。和歌山県への博物館の展示物に関する提言をいただきました。
- 「にきん会」に出席しました。今回、一言挨拶の番が回ってきたので、少しおしゃべりさせていただきました。皆さんとの交流を楽しみました。