令和6年9月27日、経済産業省と国土交通省から発表があり「和歌山県沖(東側)」及び「和歌山県沖(西側・浮体)」の3区域について「準備区域」として整理してくれました。
以下、経済産業省の発表内容の抜粋です。
経済産業省及び国土交通省は、再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定に向け、「秋田県秋田市沖」、「和歌山県沖(東側)」及び「和歌山県沖(西側・浮体)」の3区域について、新たに「準備区域」として整理しました。
「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(以下「再エネ海域利用法」という。)に基づく海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域(以下「促進区域」という。)の指定について、経済産業大臣及び国土交通大臣は、対象となる区域が再エネ海域利用法第8条で定められた基準に適合する場合には、促進区域として指定することができることとしています。
また、「海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域指定ガイドライン」に基づき、経済産業省及び国土交通省は「有望区域※1」及び「準備区域※2」を整理することとしており、本年3月1日から5月10日にかけて都道府県から提出いただいた情報等を基に、有識者による第三者委員会の意見を踏まえ、今般、新たに、「秋田県秋田市沖」、「和歌山県沖(東側)」及び「和歌山県沖(西側・浮体)」の3区域を「準備区域」として整理しました。
この準備区域とは、有望区域の要件は満たさないものの、都道府県として、今後協議会を設置して具体的な協議を行うことを念頭に、利害関係者等との調整に着手している区域のことです。
参考までに有望区域とは次の通りです。
既知情報を収集した上で、国が促進区域の指定に関する可否を判断するために、協議会を通じて具体的な協議を行うべき区域
- 促進区域の候補地があること
- 利害関係者を特定し、協議会を開始することについて同意を得ていること(協議会の設置が可能であること)
- 区域指定の基準に基づき、促進区域に適していることが見込まれること
和歌山県での洋上風力発電が有望な海域であることが認められたので、大型の再生可能エネルギーの導入に向けてスタート地点に立つことができました。和歌山県にとって有望な施策の一つです。
経験豊富な元経営者の方と懇談する時間をいただきました。現在は現役を退いていますが、毎日の朝礼の時間に訓示をしているそうです。現在は趣味の時間を大切にしているのですが、その趣味について話してくれました。
「私は凝り性で何かをやると決めたらとことんやる性格です。例えばゴルフですが、来年の大会で優勝すると決めた時から1年間、毎日練習をしました。箸を持っているかクラブを持っているかというほど練習をしました。自宅の庭に室内練習場をつくり、食事の時間以外の時間はすべて練習に費やしました。その結果、目標通り、翌年の大会で優勝することができました。その時以降、ハンデはシングルでプレイしています。
写真も県展で優秀賞を取ることを目標にしたので、賞を取るための撮影をしました。目的の場所に行って撮影するのですが、日差しと影、雲の位置など氣にいった瞬間が訪れるまで撮影し続けました。その日、思っているような条件でなければ、翌日も同じ場所に行きます。その日も条件が整わなければ、その翌日も行きます。同じ現場の写真を毎日撮り続けるのです。イメージに沿った作品が撮影できるまで毎日、撮影を行いました。その結果、優秀賞を3回獲ることができました。そして書道ですが、作品展を開催するほどになりました。
一つのことに時間をかけて取り組んできたので、全ての目標を成し遂げることができました。現役を退いた後の人生は毎日楽しめるような趣味が必要です。しかし趣味であっても時間を費やして上達していかなければやりがいを感じません。仕事も趣味も上達しなければやりがいになりません」との話です。90歳を数年先に控えて、年齢に関係なく益々元気に活動しています。