活動報告・レポート
2024年9月26日(木)
なんくま会
県議会

令和6年9月県議会定例会が開催されました。明日の採決を控えて議案と意見書案について会派会合を行いました。追加で人事案件の議案提出があり、この議案も明日の本会議で併せて採決することになります。

101歳の経営者

今月も101歳の経営者との懇談を行いました。事務所を訪問すると今回も笑顔で迎えてくれて、早速「片桐さん、誰になると思いますか」と質問がありました。自民党総裁選のことです。

「振り返ると安部さん、小泉さん、中曽根さん、田中角栄さんは風格があったですね。今回の候補者は外交問題についてあまり触れませんが、やっぱり外交で見劣りしないことが大事なことです。外交は頭の良さだけではできませんから。人格はもちろん人に好かれることや風貌も必要となりますね。風采があがらない人はトップになったらいけません。だから外交ができる人、対等な関係で話ができる人がなるべきでしょうね。見栄えやルックス、格好も大事です」と話してくれました。

そう考えると果たして誰が良いとなるのか。この方の答えは内緒にしておきます。

なんくま会

今週末に迫った「なんくま会」について調整してもらいました。「なんくま会」の前に囲み取材のような座談会を行うことになり、当時の幹部の皆さんが出席されますが、その席にお招きをいただきました。

熊野古道が世界遺産に登録されて20年、南紀熊野体験博から25年。世界遺産登録の前に開催した博覧会の役割は大きなものがあったと推測しています。当時の幹部職員の方々は、この博覧会成功が熊野古道を含む地域の世界遺産登録への道であることを意識していたと思います。目標は博覧会の成功、最終の目的は世界遺産に視点を置いていたと思うので、当日、どんな話が出てくるのか楽しみです。

これは新聞社が、熊野古道が世界遺産に登録されて20周年を迎える特集記事を検討しているようですが、それに大きな役割を果たした「熊博」の実行委員会メンバーの話を取り上げてくれるようです。歴史を刻んだ取り組みであったことを評価してくれるもので光栄なことだと思います。

博覧会メンバーと当時のことを思い出しながら話を交わしました。当日は「記録映像」や「テーマソング」も流す予定だと聴きました。現在につながっている地域イベントや体験イベントは当時、県と市町村が創り上げたものであり、今では当たり前の体験観光の先駆けになっています。当時、地元からは「こんなことが観光になるのですか」などたくさんの疑問の声が上がりました。例えば梅の収穫体験、藍染め体験、熊野古道ウォークなど、地元での日常の仕事や見慣れた道に観光客が関心を示してくれるかどうか。そして来てくれるかどうかの疑問を感じていたのです。地元の方々の不安を取り払い、地域イベントや体験イベントに仕上げたのは実行委員の熱意と行動だったと思います。

当時の担当者が上司に対して「(地元の説得に)行ってきて良いですか」と指示を仰ぎ、上司は「行ってこい」と答えた話がありました。部下が地元の協力を得て実務を仕上げることに対して、上司の仕事は「判断と責任を取る」ことだったのです。地域イベントや体験イベントが当たり前の現在では簡単なことですが、当時は簡単なことではなかったことは僕も含めて実行委員会メンバーは分かっていることです。こんな「熊博」の歴史も語り継ぎたい内容の一つです。

「なんくま会」の開催が迫ってきました。今から25年前の博覧会の映像と当時のメンバーに会えることを楽しみにしています。

その他
  • 有田市に移住した方が県を訪ねてくれて「日本一おいしいみかんと梅のジュースです」と説明をしてもらいました。良い県産品を県外に広めたいと思っています。
  • 「なんくま会」メンバーを訪ねて話を交わしました。この方は当日欠席なので、事前に話をしてきました。
  • 関西電力総連定時大会にお招きをいただき出席しました。令和6年9月の県議会報告を兼ねて挨拶を行いました。和歌山県新総合計画やJR和歌山駅周辺再整備への意見要望を聴かせていただくことや、地域の課題への対応状況などを説明しました。
  • 「心の会」に参加しました。この会は参加した皆さんが楽しんで笑顔になれる時間です。皆さんとのひと時を楽しむことができましたこと、感謝しています。