県議会一般質問三日目を迎えました。本日は災害関連死やインバウンド観光施策、山東省などとの友好関係などの質疑が交わされました。中国との友好関係に関しては、知事が公式訪問したことから関係強化につながり国の政治的な動きとは関係なく、和歌山県として友好関係を次世代にまでつなげることも答弁しました。将来も隣国であり続けることに違いないので、継続した友好関係を構築すべきです。
また先週末にお会いした親交のあるアルゼンチンの方は「知事が公式訪問することは相手国にとって特別に歓迎することになる」と話をもらったことを思い出しました。今年10月に知事はアルゼンチンを訪問する予定で、そのことを指し話してくれたものです。
「アルゼンチンに和歌山県知事が来てくれることを聴いています。県を代表する知事が訪問してくれることは特別なことです。和歌山県と友好関係を強化することにつながりますから、片桐さんも来てください」と話してくれました。
友好関係は移動や滞在時間を要しますが、お互いが行き来することで築かれるということです。訪問することに意義があり「私の国のために長い時間をかけて来てくれたことに感謝する気持ち」があるとのことです。国は違ってもアルゼンチンに来てくれること、和歌山県に行くことは特別なことなので交流を続けて欲しいということです。
閑話休題。「8月にアルゼンチンに帰国した時、寒くて大変でした。記録的な酷暑の日本から記録的な寒波のアルゼンチンに到着したことで体調を崩しそうになりました。今年のアルゼンチンの冬は過去にないような寒波でした」という話でした。
姉妹提携や経済交流のある国や地域との友好関係を築くことは、将来の和歌山県にとって大切なことで未来への投資だと思います。国と国との関係とは人と人との関係のことですから、行き来することに意義があるのです。今年、知事はロサンゼルスや山東省、香港やベトナムなど訪問し、今年後半はブラジルとアルゼンチンを訪れる予定です。来年度はフロリダ州との提携30周年の年に当たるので訪問予定になっています。
また熊野古道が世界遺産に認定されてから20周年を迎えるに際して、スペインのサンティアゴにも訪れていると思いますが、国際交流は地道に続けることが未来の関係構築につながっていきます。
質疑を聴きながら関係することを思い出していますが、早いもので明日は一般質問の四日目、最終日を迎えます。
また、来週に予定している建設委員会の質疑に関する協議を行いました。委員会では、前回の6月議会から今議会までの三か月の間に現場調査したことや、皆さんからの要望から調査した結果、課題だと認識したことなどを解決するための提言を行う予定です。
- 元IT企業に勤めていた方から、日本人が持っている世界に通用する特許や技術や資源の活用などの話を聴かせてくれました。残念なことに世界に発信できていないので十分に活用が図れていないようです。国内志向や言語の壁があるのでやむを得ないことですが、日本の技術が世界に通用することを証明するためにも「世界相手に頑張ります」と話してくれました。
- 県飲食組合の方と話し合い飲食業界の課題について共有しました。お店の特徴などの情報発信や資金繰り、観光客への対応など改善すべきことがたくさんあります。これらは行政の支援も必要なので継続した取り組みを行っています。
- ガバナー公式訪問合同例会に出席しました。新年度の活動方針などを説明していただき、親交を深めました。「私たちは社会に貢献しているので、これからも貢献するために力を貸して欲しい」と強い願いを伝えてくれました。