活動報告・レポート
2024年9月4日(水)
いきいきシニアわかやま
いきいきシニアわかやま

「いきいきシニアわかやま」役員の方々と秋のウォークイベントなどの議題で懇談しました。同団体の役員会は規定により「発言する理事が出席する」ことにしていると聞きました。

つまりウォークイベントや健康体操などの企画をしていますが、それを担当する理事、関係する理事が出席し、決定した事項を周知する方法をとっています。

その理由は「自分が関係していないと思って発言しない理事が出席しても旅費と日当が無駄になるからです。NPOは資金が限られているので無駄な出費はできません」という理由からです。

更にもう一つの理由があり、これは納得するものでした。「提案する理事は時間を使って資料を作成してきます。例えA4一枚のペーパーであっても、その資料を作る時間を要しています。資料を作成している時は一所懸命に考えているのです。そんな思いで作成した資料の説明をした時に、事前に何も考えてこないで批判する理事がいると迷惑になります。反論する場合は資料を作って理事会に提出しておき、それに基づいて意見を述べるべきだと思います。思い付きで否定的な発言は他の理事にとって迷惑なので、それを防止するためにも発言する理事だけに出席してもらっています。つまり発言したければ事前に資料を作って下さいということです。資料を作成するということは、そのことを考えている証拠になります」ということです。

なるほどと思う理由です。誰でも同じだと思いますが、資料を作成している時は、その提案を良いものにしようと考えて作っています。理事会の直前まで考える時間や調査する時間、そして作成時間をかけているのです。それが1時間であったとしても尊重すべき時間だと思います。

役員の一人の方は「その人が作った資料の裏側にある時間を大切にしたいと思っています。時間を惜しんでイベントの企画書を作成した人の思いを大事にしたいのです。他の理事からの思い付きの発言によってその人の時間を無駄にしたくないのです」と再度伝えてくれました。

「いきいきシニアわかやま」はこれまで17年間、コロナ禍の時も活動を中断することなく立派な活動を続けています。このシニア向けの活動は国にも評価されているほどです。継続していることや約500人の会員数を減らすことなく保っていること、もちろん企画内容も評価されてのことです。全国に誇れるシニアの活動を続けている「いきいきシニアわかやま」の取り組みを聴かせてもらい、最近における組織のあり方を考える良い機会となりました。今日を契機に、事前に資料を作成した人の気持ちを考えて発言したいと思います。そうでなければ自分の意見を資料として作成しておき、会議の場で資料に基づいて発言するなど、発言のあり方を見直したいと思います。本日、同団体役員の方々に良い時間を与えていただいたことに感謝しています。

国民スポーツ大会壮行会

国民スポーツ大会和歌山県選手団壮行会に出席しました。そこで向陽高校吹奏楽部の激励演奏がありました。今回の関西大会で入賞した直後の学生たちの激励演奏に感動しました。パリオリンピックのテーマ曲として日本で流れていた「舞台に立って」と「メルヘン」の二曲は学生らしくアレンジされた爽やかな演奏で「ずっと和歌山県代表として関西大会に出場しているクラブだなぁ」と思いました。

国民スポーツ大会壮行会 国民スポーツ大会壮行会

舞台は佐賀県で開催される国民スポーツ大会です。和歌山県代表として健闘をお祈りしています。

その他
  • 飲食組合に関する話し合いを行いました。和歌山県内の飲食業界は依然として厳しい状況にあるので、組合として対応する必要があります。継続してこの件について協議を行っています。
  • ライオンズクラブ例会に出席しました。出席委員長から「今から13年前の今日、紀伊半島大水害の発生した日です。あの日、私の会社は近くのトンネル工事をしていたので、重機が現地にあったので災害に対応していました。災害は忘れたころにやって来るのではなくて、災害はいつでも発生する時代ですから、日頃から氣を配っておきたいものです」の趣旨の発言がありました。まさにその通りだと思います。
  • 中学生が飲食店にインターンシップに来ていました。担任の先生も見回りに来ているなど微笑ましい光景に会いました。中学生の皆さんには、しっかりと職業体験をして欲しいと願っています。