友人と「祈りには力があります」と話し合いました。これは共通の友人のご家族が救急車で運ばれて集中治療室に入り、現在、リハビリを開始していることからの話です。ケガからの快復は医師の治療とリハビリの先生からの指導によるものなので、私達は直接できることはありません。
しかし快復を願う強い気持ちは届くと思っています。祈ることとご祈祷することでエネルギーを届けることができると信じています。一人で祈る、二人で祈る、複数人で祈ることでより多くの力を送ることができると思います。
二人で「祈りの力を届けましょう」と話し合い、それぞれ強い力が宿っていると思うところにご祈祷してきました。ご祈祷をしてくれた人は「信じなければ来なければ良いだけです」と話してくれたように「信じる、信じない」は人それぞれです。ただ心から人を思う心で行動したことは力が宿っていると思います。私達はリハビリ中の友人のご家族に、見えない力が届くことを願っています。
久しぶりに護摩供養に参加しました。以前は時々参加していたのですが、暫く不在になっていたので「どうしたのかな」と思っていたのです。今年7月に知人から「お祈りの場所を変えたので片桐さんに伝えて欲しい」と伝言をもらっていたので、本日、訪ねてみました。
久しぶりにお会いした祭主は「片桐さん、来てくれたのですか」と笑顔で迎えてくれたので、「知人から名刺をいただいたので訪ねました。こちらで祀りごとをしていたのですね」と尋ねました。
「事情がありご祈祷の場所を変えました。人とのつきあいは距離感が大事です。何か起きそうだと思ったら距離を取ることです。問題が発生してからだとしこりが残るので、そうなる前に関係を薄くすることが大事なことです。問題を感じたら、その人と距離を遠ざけることが問題解決の方法です。そしてこれまでの良いご縁とこれからの良いご縁に感謝することです」と話してくれました。
定刻通りお祈りと共に護摩木を焚き始めました。この迫力は現場にいなければ伝えることはできません。祈りの声と炎の熱気と護摩木が焼ける匂い、手を合わせた中から発せられる正のエネルギー、気合の入った「えいっ」の言葉と流れ落ちる汗。この光景の中で起きる全ての事象には熱を感じます。
ですから室内に熱量が満ちていくのが分かります。不思議なことに手を合わせて願うことで無に近い感覚になっていくのです。この世で力を尽くすこと以上のことはサムシング・グレートに任せるような気持になっていきます。身体が弱ってくると熱を持つことで免疫力を高めると聞いたことがありますが、この炎の神様の熱は、参加した私たちの心に熱量を込めてくれるようです。身体は冷すといけないように、心も冷やすと良くありません。身体の熱量を維持しながら心にも熱量が必要です。そんなエネルギーを注入してもらった護摩供養です。
ご祈祷を終えた後、御神体を拝見させていただきました。「全ては友人が心を込めて作って寄贈してくれたものです。作った人、ご祈祷する私と一緒にお祈りする人に力を分け与えてくれるのです」ということです。暑いと疲れますが、熱いと心身に行きわたり全身に活力が蘇ります。笑顔で迎えてくれ、熱量を分け与えてくれ、そして気持ちの良い言葉を交わした時間となりました。
- 大阪市内から来てくれたメンバーと長い時間をかけて話し合いました。私たちは行動していると良いことも悪いことも起きますが、良いメンバーと良いことに集中して行動することが大事だという話に至りました。チームで行動することが大きな力になっていきます。