活動報告・レポート
2024年9月1日(日)
新社屋落成式
新社屋落成式

お世話になっている社長が新会社と社屋を完成させたので落成式を執り行いました。招待いただき出席させていただきました。新しい会社には出向と新規採用の従業員さんで構成し、準備を整えている段階で今月末から始動することになります。事業内容と今後の活動方針などを説明してもらいました。

事業の趣旨は「人材不足で事業運営に困っている会社が増えていることと、地域社会に経済効果をもたらすことを目的に設立したもの。地域社会が必要としている人材供給を通じて地域社会に貢献すること」としています。社屋の二階には教育のための教室があり、ここで研修を行う予定にしています。講師を担当する会社社長も来賓でお越しになっていたので挨拶を交わしたところ「今月は数人、来月辺りから本格的に研修に入る予定です」と話してくれました。

新しい会社のスタートは希望に満ちたもので、皆さんの意気込みが伝わってきました。

これまで関わってきた会社の方々が来賓として出席していたので、新規事業も支援する体制が整っています。社長からは「この事業が地域社会に貢献することについて、人材供給について改めて詳しく説明したいと思います。本格的に始動するときにお声を掛けます」と話してくれました。

落成式の時間は晴れ間が広がり、台風第10号の影響は全くありませんでした。落成式を任されていた従業員の方は「昨夕まで開催の要否を検討していました。大丈夫だろうという決定をしたのですが、やはり当日の天候が心配でした。雨にならなくてよかったです」と安どの表情を浮かべていました。結果として和歌山市内には雨風はなく、明るい日差しの中での落成式となりました。

また社長から「以前、話したように駐車場の裏に太陽光発電を設置しています。台風などで停電したときはこの太陽光発電で地域の方々に電気を供給することにしています。また電線も備えているので、非常時には病院にも電力を供給できるしくみを整えています。これは前回の大型台風のため停電した時の教訓です。会社は地域の皆さんの理解のうえで事業ができています。この太陽光発電の電気は停電した時に地域の皆さんに使ってもらうことで役立つものです。

そして教室に使う予定の二階の部屋は、災害発生時は避難所として地域の皆さんに使ってもらいます。ここまで浸水することはないと思いますが、万が一の時のために地域の方々の避難所として活用します」と話してくれました。

数年前の大型台風の影響で和歌山市内が一晩中から最大一週間程度停電したことがありました。その時、社屋は太陽光発電のお陰で電気が使えたのですが、地域の方々は停電のため日常生活を過ごすことができませんでした。社長はその時「この電気を地域の皆さんに使ってもらえるようにしよう」と思ったのです。その時から停電への備えをしていますが、今回の新社屋は避難所として活用する方針を決定しています。地域と共にある会社、つまり地域共生の考えを持つ会社は地域と共にこの先も発展していくと思います。

社長を始め従業員の皆さんと話をして感じたことです。新規事業のスタートと新社屋完成を心からお祝いいたします。大切なスタートの日の落成式にお招きいただいたことに感謝しています。

その他
  • 髪の毛のカットをしてきました。同級生のカット屋さんで最近の経済や政局、外交、最近読んだ本などの話を交わしながらカットしてもらいました。秋の装いになりました。