「ゴールド笑の会」の会合に出席しました。会場は健康研究所で、ここで食が体と健康に関係していることを学びました。「人は食べたものでできている」をテーマに研究を続け、その研究の成果として食事を提供してくれています。地元の食材を使っているのはもちろんのことバランスをとった食事をすることによって健康な体を維持することを目指しています。
地元の野菜と果物を食材にしているのですが、これは地産地消が体に最も良いからです。
そして食事はカロリーではなくバランスが大事なので、肉、魚、野菜とお米のバランスが取れたメニューになっています。オーナーはテキサスで10年間いた経験を生かして私たちに健康を提供してくれているのです。
テキサスでの経験と健康研究所での成果を元にして、和歌山県の発展を考えてくれて話をしてくれました。
・県外から、和歌山県というと観光地であり白浜を思い浮かべる人が多いのです。事実、海水浴と温泉などで和歌山県を代表しているのが白浜町で、ここに熊野白浜リゾート空港の国際線が就航すれば「和歌山市にくる観光客はさらに減少してしまいます」という意見です。
東京やアジアから直接、空路で白浜町に入ってしまうと「和歌山市にくる人はいない」ということです。白浜町に来た観光客を和歌山市に呼び込むためには、宿泊してもらえる観光地としての魅力を和歌山市が備える必要があります。「どうしても和歌山市に行きたい」と思わせなければ、白浜町と熊野古道と高野山コースか、大阪に抜けて関西空港から帰るルートになってしまいます。
観光客に「和歌山市に行きたい」と思わせるものが必要で、しかもそれは白浜町に来てから思わせても、観光プランを作っているのでは遅いのです。自然に「和歌山県に行くなら白浜町と和歌山市に行きたい」と観光プランを組み立ててもらう必要があります。その魅力があるプランが必要だというのです。紀州徳川家の歴史の跡でも良いのですが、それだけでは引っ張れる力に欠けているというのです。癒しの地和歌山県らしくないのですが、ユニバーサルスタジオなとのテーマパークのようなものがあるか、歴史と偉人の足跡を訪ねる周遊コースが必要になります。
そこでオーナーが話をしてくれました。「私は残念に思っていることがあります。和歌山市にIRが来る計画があったにも関わらず、その計画がなくなったことです。和歌山市の将来の発展の命運を握った計画だったと思います。残念ながら和歌山城も紀三井寺も魅力的ではありますが日帰りの観光地で、観光客に宿泊させるほどの力はありません。
宿泊してもらうには和歌山県を味わえる食事と温泉、娯楽が必要となります。もうひとつ残念なことに、観光客がJR和歌山駅から和歌山市に入って、そこから和歌山マリーナシティまで引っ張れる力はありません。ここにIRが存在していれば宿泊客が増えたと思います。和歌山市の観光にとっても、経済と雇用を増やす意味からの将来の発展にとっても、もったいない話に終わったと思います。
私は依頼された食材を活用したレシピの開発を行っているので、直接、観光客との接点はありませんが、食事を楽しむために来県しているインバウンド観光客は少ないと聞いています。これだけ食材があるのに売り出せていないのはもったいないことです。
そして農産物をそのまま販売するのではなくて加工して販売することに活路を見つけることが和歌山県にとって大事なことだと思います。加工して付加価値を高めて販売すること。今の仕事に携わって、これができていないように感じます」という意見です。
そして「余りにも排他的な県や地域に発展はありません。現在、県外からの資金を受け入れなくても繁栄している県や地域であれば問題はありませんが、将来の衰退が見えている場合、地域経済と雇用、特に若い人が働ける場所と人口増加のため必要な施策を考えるべき」だという意見です。テキサスで仕事と生活をした経験からの意見です。
- eスポーツを体験しました。高性能レーシングシミュレーター体験は本物のレースのようで「これがeスポーツか」と思える体験でした。
- 珈琲店を訪ねました。お盆明けに手術をするのでお見舞いを兼ねて訪れたものですが、笑顔で元気に迎えてくれました。「大丈夫なので、手術をした後にも来てください」と話してくれました。
- 「お盆には先祖供養とお墓参りをしてください。とても大事なことですから」と理由を添えて話をいただきました。