台湾の花蓮県と台東県との間で、台湾茶を契機とした交流と熊野白浜リゾート空港と花蓮県の空港でチャーター便を就航できないかなどの話し合いを行いました。花蓮県と台東県は大型の地震が発生しましたが、その時に応援したことや、これまでパイナップルや釈迦頭などの果物の輸出入の話をしたことなどから交流を継続しています。
また台北市と和歌山市との間ではお茶を通じた交流も行っていて、日本の茶道と台湾のお茶をつなげています。このように和歌山県は台湾と友好関係にあるため、今以降、さらに交流機会を強化しようと話し合っています。それが両県での果物の販売やチャーター便の就航、野球などスポーツを通じた交流、そしてお茶文化を通じた機会を創ることです。
現在、花蓮県と関西空港との直行便がないので、もし花蓮空港と熊野白浜リゾート空港に直行便が実現すれば、台東地域と和歌山県と大阪府との交流は活発になると思います。台東地域は台湾茶と釈迦頭などの果物が栽培されているので、お茶とフルーツを通じた農業での交流が可能となりますから、実現させるために必要なことや人などの話を交わしました。
今回は台湾の茶王の作った台湾茶と台湾産の落花生やドラゴンフルーツなどをいただきながら、以上のような話をしました。
いずれも国や国際社会が関わることなので実現は簡単なことではありませんが、これまで以上に交流を強化していくことで将来は実現させたいと考えています。そのためには人のつながりはとても大事なので、両県の人の交流を前提として話を詰めていきたいと考えています。
友人の結婚式と披露宴への招待があり出席させていただきました。友人の会社の皆さんや取引先、これまでご縁のあった皆さんと一緒に祝福してきました。これまで夏の披露宴は少なかったように思いますが、最近は披露宴の内容も時期も変わっていることを感じました。披露宴はカジュアルで親しい人が集まるパーティのようです。新郎新婦が着座しないでテーブルを回って親しく話を交わすなど、スタイルも進行方法も以前とかなり違っています。
そして本日の会場は大阪市北区にある「アルモニーアンブラッセ ウエディングホテル」でしたが、チャペルはホテルの23階にあり披露宴会場は22階だったので梅田界隈の景色を眼下にした爽快な結婚式と披露宴になりました。この席に呼んでいただき、皆さんと一緒にお祝いできたことを嬉しく思います。
披露宴では乾杯の挨拶をさせていただきました。
古市さん、香織さん、ご結婚おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。今、司会の方からお二人の紹介をしてもらったのでホッとしています。来賓の方々の挨拶が凄かったので、どんな乾杯にしようかと思っていたので、まじめな紹介があり安心しました。
古市さんと会ったのは、今日一緒に出席している友人から「素晴らしい社長さんがいます。今まで会った中で一番です」と話があり、名刺を見せてもらったところ「株式会社オールドシティー」と書いてあったのです。「『オールドシティー』とは何て素晴らしい会社名なんだろう」と思い、紹介してもらったのがきっかけです。
「オールドシティー」と聞いて思ったのが、新婦もご存じのピッツバーグです。かつては鉄鋼のまちとして栄えたのですが、1970年代には没落し、ラストベルトの代表的な都市になりました。しかし1980年代に入り金融とハイテク企業を集約するなど都市の構造改革を行い、オールドシティが先進的な都市へと生まれ変わったのです。
つまり「オールドシティー」とは、今あるものに執着、拘ることなく新しいものを取り入れて発展させるというピッツバーグのような先進的なイメージを持っていました。
今の時代は「フューチャー」や「ネクスト」など未来志向の言葉を会社名にする人が多いのですが、今の時代にあえて「オールド」と「シティ」を会社名にする人は素晴らしいと思ったのです。そして紹介してもらいました。そうしたところ「名前が古市なのでオールドシティーにしました」との話でした。なるほど名前が社名になっていたのですね。これも素晴らしいことです。そこからお付き合いが始まりました。
社長はいつもニコニコ笑顔で、会う人を笑顔に元気にしてくれます。誰からも好かれる人だと思います。明るくて前向き、そして何事にも一所懸命に取り組んでいる姿は周囲に良い影響を与えてくれます。
そして先ほど香織さんの紹介がありました。和歌山市でも大阪市でも一緒の機会がありましたが、やはりお酒が強くて。古市さんも含めて一番お酒が強いのではないかと思いますが、飲んだ後に寝てしまうのも、先ほど紹介があった通り事実です。今日、新婦は飲まずに皆さんと一緒に幸せな時を過ごすようですから、一緒に素敵な時間を楽しみましょう。
それでは祝杯をあげたいと思います。皆さんには、本日は乾杯ではなくて「弥栄」でお願いします。「弥栄」とは末永く幸せが続くこと。繁栄が続くことを願っての言葉ですので慶事にぴったりの言葉だと思います。それではよろしくお願いいたします。
新郎新婦と両家の弥栄を願って、そしてご臨席の皆さんのご健康とご健勝を祝して杯をあげます。「弥栄」。ありがとうございます。
結婚式は午後5時30分から、披露宴は午後6時30分から午後9時までとなりました。新郎新婦、そして出席された皆さんと共に幸せな時間を共有させていただいたことに感謝しています。