和歌山市内のダイワロイネットホテル和歌山で「Mrs & Mr of the Year」が開催されました。今回が4回目となる大会で、回を重ねるごとにお客さんも増え演出も華やかで凄くなってきました。そして今回も東京からオーガナイザーの西村紗江子さんにお越しいただき、和歌山県の良さと和歌山大会の意義を語ってくれました。県内外からミセスとミスターのファイナリスト達が人柄と自らの人生をPRした熱い大会になりました。
そして今年も、開会にあたって来賓代表として挨拶をさせていただきましたこと感謝しています。
みなさん、こんにちは。今年もMrs & Mr of the Yearが開催されることになりました。スポンサーと来賓の方々を代表して挨拶をさせていただきます。
早いもので今年が4回目となり、もう和歌山市の夏の風物詩として定着してきました。この夏の和歌山県を盛り上げてくれるイベントであり、最も華やかな大会の一つだと思います。後ほど、来賓の方を紹介させていただきますが、オープニングアクトのミュージカルストーリーが素晴らしかったので、このアクトの意味に少し触れたいと思います。
ご存じの通りこのミュージカルのタイトルは「This is me」で、僕も大好きな曲の一つです。演技を観ながらこの大会で「This is me」をテーマに取り上げた意味を自分なりに解釈しました。自分のことを相手に知らせる言葉があります。主な電話での応対の時に使う言葉ですが、僕、男性の場合は「This is he」と答えます。「片桐さん、いらっしゃいますか」と電話がかかってきた時に「This is he」と答えます。これは定例的な表現、つまり決まりごとなのでそう答えます。丁寧に言うなら「あなたが話をしたいと思って電話をかけている相手は私です」ということになります。簡単に言うと「私ですよ」になります。
「This is me」も同じ意味の使い方をしますから「私ですよ」となり「私が私です」「俺が俺です」とも言えるので、相手に自分の存在を訴えているのです。まさに「Mrs of」そして「Mr of the Year」のオープニングに相応しいメッセージだと思いますし、このテーマの和歌山大会になることを期待しています。
さて、ここで来賓として県議会と市議会から同僚議員が来ていますので紹介します。
同僚の川端議員です。続いて和歌山市議会の山路議員、そして確認できていないのですが古川議員も出席していると聞いています。県政と和歌山市政を前進させるメンバーなので引き続きよろしくお願いいたします。
そして今回も東京から西村さんに来てもらっています。西村さんが来てくれることで、この和歌山大会の格を高めてくれていることに感謝いたします。
さて前回の大会では「和歌山から世界を目指す」をテーマにしていましたが、見事にそれを達成しました。二人のファイナリストが全国大会、そして世界大会へと進み、見事にクイーンとレジェンドキングの賞をいただきました。和歌山のミセスと和歌山のミスターが「和歌山から世界へ」を実現してくれたのです。今年も「和歌山から世界」を目指す大会になります。
尤も、優勝を決める大会ではありませんから、勇気をもって和歌山大会に出場するファイナリストの皆さんのウォークやトークに注目して欲しいと思います。出場を決めてから今日まで、どれだけの時間を費やしてきたことでしょうか。ここまでの道は簡単なものではなかったと思います。練習に費やした時間、ウォークやトークを先生に指導してもらった時間、そして自分を高めるために使った時間。自分の大切な時間をたくさん使って、このステージに立つことができたのです。
決めたからと言って練習もなしにステージに立つことはできません。時間をかけて練習をしてスタート地点に辿り着くことができるのです。そんなファイナリストが登場しますから、誰が優勝しようとも、しなくても、これまでに費やした時間の総量がすごいものですし、私たちが感じるべきことだと思います。スポーツも文化も芸術も、そして「Mrs & Mr of the Year」も私たちを感動させてくれます。
感動は自分が取り組んだ結果得られるものと、人が頑張っている姿を見て感動するものがあります。出演者は自ら取った行動に感動すると思いますし、私たちは出演者が頑張ったことを想像できるのでその姿に感動するのです。
今年の夏も感動を分け与えてもらいましょう。感動は私たちを違うステージに向かわせる鍵となります。この後登場するファイナリスト達に拍手を贈り、しっかりと応援することをお願いして挨拶といたします。ありがとうございます。
以上の趣旨の挨拶をさせていただきました。
大会にはこの日のために練習を重ねてきたファイナリストが登場し、それぞれが自己アピールを行いました。大会なので各賞が決定されましたが、出演者全員に拍手を贈りたいと思います。ステージに立つことを決めた覚悟と、長い時間をかけて練習を続けてきたことに敬意を表します。
そして大会を盛り上げてくれた書家の北原美麗さん。「可能性は無限大」を書くパフォーマンスをみせてくれました。そしてオープニングと審査の間に「グレーテストショー」を演じてくれた童心舎の皆さんにも感謝しています。今日のステージの感動をさらに上乗せして私達に与えてくれました。