活動報告・レポート
2024年7月29日(月)
お礼の言葉

昨日、平群町で開催さされた「Honey GOLD」ワンマンライブのお礼の言葉が飛び交いました。まずは「こばと学園」からですが「子ども達が喜んでペンライトを離さないで寝てしまいました」と話を伺いました。帰りのバスの中でもペンライトで遊びながら「ハニーゴールド楽しかった」と子ども達の声が飛び交いましたが、学園に戻ってからも余韻に浸ったようです。その後「疲れたのか横になると直ぐに寝付きました」ということなので、楽しい思い出になったと思います。子ども達にとって夏休みの宝物になれば嬉しいことです。

そして「Honey GOLD」に子ども達が喜んでいることを伝えたところ「子ども達のかわいい姿が浮かんできます。楽しんでもらってよかったです。『Honey GOLD』にとって『こばと学園』はデビューのきっかけになったところであり、いつまでも大切な場所なので、子ども達と新しい思い出が作れたことは嬉しいことです。是非、学園に遊びに行きますから」と話してくれました。

毎年、夏休みのドラマが誕生していますが、今年は「Honey GOLD」と「こばと学園」のドラマ第二章が生まれました。いつまでも続くドラマであって欲しいと願いますし、周囲の大人達が支援することが大事なことです。児童福祉施設を支援することに計算や躊躇があってはならないことです。子ども達にとって夏休みは一瞬です。「Honey GOLD」にとって、応援は当たり前のことで、そこには純粋な気持ちがあるだけです。子ども達は純粋な心で接してくるので、大人の「支援してあげている」という形式上の支援は即座に見破ります。

子ども達が「Honey GOLD」が好きなのは、メンバーとスタッフの純粋な気持ちを分かり合えているからです。ワンマンライブの翌日に心の交流が生まれました。

そしてバスのお見送りに来てくれた会社の皆さんです。お礼の言葉を伝えたところ「子ども達から元気をもらえるのは私たちですよ。『Honey GOLD』のライブに参加できなかったことは残念ですが、次回は参加したいと思います」と笑顔で話してくれました。

この会社の皆さんは、いち早く能登半島地震被災地への支援活動に取り組んでくれました。今年1月、能登半島に向かう道路が遮断された時から支援物資を集めてくれて持っていく準備を整えてくれていました。輪島市と協議を行い「受け入れ準備が整ってからお願いしたい」との報を受けて、地元が必要としている物資を揃えてくれました。

受け入れができる体制が整った際、小雨が降る中、一緒に4トントラックに積み込んだことを懐かしく思い出します。あの時は寒くて小雨で作業が大変でしたが、一刻も早く届けなければとの思いから、受け入れが許可された直ぐの土曜日に積み込んだのです。

この時、ボランティアで4トントラックを提供してくれたのが谷口通商さんで、谷口社長自ら運転して能登半島に行ってくれました。谷口社長は「まだ危険な地域に従業員を行かせることはできません。僕も支援の一端を担いたいので僕が行きます。運賃をもらったらボランティアになりませんから要りません」と、まだ現地の状況が分からないような危険な運搬を担ってくれたのです。積み込み作業の後、夜間に能登半島に出発し早朝に到着、近くの公園で仮眠をとって、輪島市が指定する体育館に届けてくれたのです。

昨日の「Honey GOLD」のライブについて会社の皆さんと会話をしていると、そんなことを思い出しました。昨日も子ども達の支援活動ですし、能登半島地震被災地の支援も勿論、ボランティアですから、支援活動でつながっていることを嬉しく思いました。会社の皆さんに「こばと学園」へのミニコンサートと子ども達からのお礼のお手紙がきっかけで誕生した「夢のおはなし」を聴いてもらいたいと思いました。来週、そんな機会を設けられたらと思っています。

「こばと学園」と「Honey GOLD」、そして支援する会社の皆さんとの会話は、36度を超えた暑い夏に負けないような嬉しい出来事でした。