活動報告・レポート
2024年7月20日(土)
観光事業
観光事業

観光事業について東京都、そして大阪府在住の皆さんと話し合いました。首都圏から見ると和歌山県を知らない人からすると遠い存在であり、大阪から見ると和歌山県は近いけれども時間感覚では遠く感じるということです。

大阪から和歌山県に頻繁に来ている人は魚釣り、ゴルフ、サーフィン、キャンプなどが趣味の人で、アウトドア派の人は好感を持ってくれています。単に観光ではなく自然を相手にアクティブな人が来県しているようです。

また白浜町への海水浴に来ている人も多く、海と川、山が和歌山県の魅力になっているようです。

東京からは熊野白浜リゾート空港を利用する人が多く、和歌山県に来たことがある人にとっては「約1時間で白浜町に行けるので、東京からも近いリゾート地でゆっくりできる」との認識があります。度々、白浜町を訪れている方は「温泉と料理ですね。料理は新鮮でおいしくて東京と比較して安価なので満足感が高いです。素材の良さを感じます」という話がありました。

またアジアの人からは「和歌山県は観光地のイメージがありますが、白浜空港に定期便やチャーター便がないのはビジネス需要が少ないからだと思います。ビジネス客がベースにあれば仕事での利用があるので航空会社の定期便などにつながると思いますが、残念ながらビジネス需要が弱いので定期便に至らないのです」と話がありました。

熊野白浜リゾート空港のアジアからの定期便やチャーター便を飛ばすためには、ビジネス客の利用が不可欠です。白浜町、和歌山県との国際便は企業進出とセットにして考えるべきで、白浜町と周辺市町から外国への観光客の利用が増えて安定しない限り、国際便の定期便就航は難しいと思います。そして和歌山市から外国に行く人は関西空港を利用するので、熊野白浜リゾート空港の市場圏内に入らないこともあります。和歌山市からアジアに向かう飛行機の利用はビジネス客があることが条件になると思います。

ですから定期便やチャーター便の就航のためには、アジアから和歌山県への企業進出が前提となります。それを実現しないで滑走路を2,500メートルに延伸するだけでは記念行事があるとき以外、国際便は飛ばないと思います。

県全体に影響のある政策は、そこだけを見ていては成り立たないものが多く、国際線と企業誘致、インバウンド観光とホテル、和歌山県に行かなければ買えないお土産などを総合的に考える必要があります。

有田市

有田市の玉木後援会事務所開きに出席しました。元同僚議員である玉木元議員の故郷有田市への思いを聴かせてもらいました。有田市はみかんと太刀魚などの水産業が主な産業で、「有田市は山と川、海に恵まれた日本一のまち」だと自信を持って集まった私達に呼び掛けてくれました。自信をもって故郷を語れる人は素晴らしいと思います。和歌山県内では自虐的な表現をする人がいますから、玉木元議員が自らの思いを伝える姿は感銘を受けました。

地方都市はどの地域でも、少子高齢化と雇用確保の問題に直面しています。解決するための具体的方針を打ち出すことは簡単ではありませんが、リーダーが将来を語り、行動力を見せることがスタートです。出席した方々が玉木元議員の人柄や有田市を誇りに思って行動していることを語ってくれました。

体感温度は35度ぐらいある暑い午前の時間帯でしたが、事務所前での集会は暑さよりも参加者で熱気を帯びていました。本日は100人以上の方が集まりましたが、これから有田市を語る玉木元議員の姿がまちで見かける夏になりそうです。