高知市から全国大会参加のため和歌山市を訪れてくれた方からの意見です。「新大阪から特急くろしお」に乗車してJR和歌山駅に着いたのですが、東口と西口の表示が見当たらなかったので、ホテルに行くにはどちらの出口に行ったら良いのか分かりませんでした。大阪でも高知市でも駅構内に出口の表示がありますから、和歌山駅の案内は不親切だと思います。
私は土地勘がないので慣れた東横インを予約していたので、東口から改札を出なければなりませんでした。しかし東口の表示がなく迷いましたし、到着ホームから大きくて重いスーツケースを持っているのでエレベータを利用したかったのですが、エレベータがありませんでした。観光客はスーツケースで来る場合があるので、下る階段のところにエレベータを設置すべきです。観光に来たお客さんのことを考えた駅にして欲しいと思いますので、意見があったことを伝えてください」との意見です。
初めて来県した市の駅の構造は分からないので案内表示が必要なこととユニバーサルデザインのまちづくりの視点から観光客や障がい者を始めとするエレベータを必要としている方の要望に対応するのはもっともな意見です。
この方は高知市で観光の仕事に携わっていることもあり、観光客の視点で氣づいたことを指摘してくれたのです。高知市も観光都市なので和歌山市が目指す観光と共通点があります。先月、ホテル事業者の方から「和歌山市の観光案内表示は日本語表示だけのところが多く、英語や中国語・韓国語の表示はありません。インバウンド観光客を迎えたいのであれば観光地での外国語表示は必須であり基本です。それができていないようでは観光事業者が和歌山市を推奨しにくいと思います」という意見をいただきました。
高知市で観光事業に携わっている方の今回の意見も、同様の趣旨から来ているものだと思います。インバウンド観光や県外からのお客さんをお迎えするに当たって必要な条件を整えたいと思います。和歌山市に暮らしていてこのまちに慣れている視点からでは見つけられないものがあります。地元と違う視点からの意見は氣づきを与えてくれるので大切にしたいものです。
今回は坂本龍馬の生き様を学び、全国の龍馬会の皆さんと懇親を深められたこと。陸奥宗光伯の功績を発信できたこと。そして和歌山県の歴史と偉人の凄さを発信できたことなどが成果です。もちろん和歌山県の人の温かさや新鮮な食材を使った食事にも満足していただけました。懇親会場の店主からは「和歌山県は食材が豊富で新鮮なので、必要以上に調味料で味付けなくても素材の味を提供できるのです」と和歌山県の料理の特長を説明してもらい、参加者は和歌山県の料理の凄さ堪能してくれました。このように全国大会を開催したことで多くの成果がありました。和歌山県の良さをたくさん語り知ってもらえたことも、実行委員会としての自信と誇りになっています。
全国大会を誘致してから開催するまでに多くの出来事がありましたが、結果を出せたことで、これまでの大変さが吹き飛び、良かったことだけが残りました。私達の中に残ったものが財産になるものです。
- 第44回関西電力総連定時大会に参加しました。参議院議員の竹詰議員と浜野議員も来賓で出席して議会報告を伝えてくれました。
- 韓国と台湾の方から連絡をいただきました。二か国の方と話を交わし、和歌山県との交流機会について話しました。
- eスポーツとAI医療について意見交換を行いました。どちらもこれから伸びる分野であり、和歌山県との関わり方について話しました。