第73回関労和歌山地区定時大会に出席しました。今回も大会で挨拶の機会をいただいたことに感謝しています。挨拶の趣旨は次の通りです。
おはようございます。73回目を数える定時大会のご盛会をお祝いいたします。只今、議長から紹介をいただきましたが、僕も30回目後半か40回目前半の大会議長をした経験を思い出していました。議長はうまく進行出来て当たり前で、何か問題が発生した時が大変なので、緊張しながら進行していたことを覚えています。そんな緊張感のある大会がこの定時大会だと思いますので、皆さんから送り出してもらっている県議会での取り組みの一端を紹介して挨拶とさせていただきます。
昨年春の統一地方選から1年が経過しましたが、今日までの間、県下を取り巻く諸課題について知事や当局と質疑を交わしています。和歌山県での大きな案件洋上風力発電の推進やJR和歌山駅周辺の再整備などがありますが、これらの取り組みに関しても提言を行ってきました。
また先の6月議会では「賃上げ」に絞った質疑を行いました。県議会で「賃上げ」や「春闘」をテーマにした質疑は初めてのことだと思います。連合和歌山や組織と連携を図りながら質疑を交わしています。内容としては、今週の賃上げは連合加入組織では満額、または満額に近い回答を達成できていますが、賃上げは来年も再来年も継続させる必要があります。そのために「経営者は従業員の給与を上げる考え方が必要」であることの提言を行い、知事も「企業の生産性向上による賃上げの必要性」を答弁してくれました。来年以降も継続した「賃上げ」になるよう県が後押しすることにも言及して議論を進めました。
今回の春闘では連合加盟組織が満額回答を得ていますが、組織化できていない、特に中小企業での「賃上げ」が達成できているとは言えないと思っています。国や県の支援も必要ですが、春闘の結果からやはり組織化することが力になることを感じます。本日の大会では、そんな組織としての令和6年度の活動方針の提案があり、執行部と代議員の皆さんとの議論が行うことになりますが、大事な活動方針を決定する大会であることを意識して質疑を交わしてくれることを期待しています。真摯に議論を交わすことで執行部に熱意が伝わり、来年以降の「賃上げ」交渉を支える力になると思います。
最後になりますが今回の大会が代議員の皆さんの活発な議論を踏まえ、活動方針を樹立されることを願って挨拶とさせていただきます。良い大会に仕上げて下さい。ありがとうございます。
以上が挨拶の趣旨です。大会参加の皆さんの真剣な表情から、新年度に挑む心意気が伝わってきました。
- 令和会での勉強会に参加しました。今年も夏が近づいてきたことから、終戦と平和を考える機会となりました。平和な時代を保つための心構えと日本人として忘れてはいけないことなどを伝えてもらいました。
- 「いきいきシニア和歌山」研修会が開催されたので、参加者の皆さんに挨拶の機会をいただきました。会員の皆さんは暑さに負けることなく元気に活動していることは凄いと思います。夏から秋にかけてのイベントもたくさん用意されているので、一緒に活動できることを楽しみにしています。また先の「吉宗ウォーク」に参加して得た知識を会合の場で話していることも伝えました。
- 白浜町の地域振興として、グランピングと歴史の跡を訪ねることなどを話し合いました。歴史の跡としてここには神武東征の足跡である太刀ヶ谷神社があります。この歴史の跡も地域振興につながるものなので活用を図ることを話し合いました。