活動報告・レポート
2024年6月10日(月)
いきいきシニアわかやま
いきいきシニアわかやま

「いきいきシニアわかやま」役員の方々と懇談しました。今回は来月に予定している「吉宗ウォーク」と「紫式部を訪ねて」の活動計画について話しました。同会では主に地元の歴史を訪ねるウォークをしていますが、時々県外研修を行っています。来月は紫式部が創作活動を行った石山寺や源氏物語ミュージアムなどを訪ねるコースを計画しています。既に両コースとも定員いっぱいで、歴史好きな会員が集まることになります。

今年16年目を迎えた「いきいきシニアわかやま」の活動ですが、理事を増やすなど益々活発になっています。

役員の一人の方から「批判や文句を言う人もいますが、そんな人に対しては『あなたは文句を言っているが<いきいきシニア>の活動は動いているではないか。それに何の文句があるのですか。文句を言うなら理事をやって企画会議に参加してください』『個人の批判は会として受け付けません』と言うようにしています。建設的な意見は聴きますが、活動に水を差すような批判や文句を聞いている時間はもったいないからです。

自分が動かないで、理事も断っているのに批判や不満を言って組織をかき乱す人がいるのも事実ですが、いちいち聞いていたら組織は動かすことはできませんから、現に組織が動いているのであればそんな批判は受け付けません」と話してくれました。

色々なタイプの人がいることは良いことですが、組織から選任された人で構成する理事会と会員総会で決定したことを覆すような意見は却下しないと組織の形を成しません。「いきいきシニアわかやま」の姿勢を聞いて「どこの組織でも同じような問題を抱えている」ことを実感しました。しかし会としては止まることなく、既に来月とその次に向けて動き出しています。

異動

かつての同僚が転勤することになりました。人事異動は仕方のないことですが、また「和歌山市が寂しくなるなぁ」と思います。異動は嬉しいこともありますが、寂しさを感じる場面でもあります。親しい人や慣れた環境から離れることは寂しさがありますし、一方では新しい職場での仕事への期待もあります。

どちらの感情が勝っているかは人それぞれですが、同僚が去ることは寂しいことに違いありません。若い頃に一緒に仕事をした経験は今でも覚えていますし、今では会社を背負って活躍していることも知っています。この異動がこの先の飛躍につながることを心から願っています。新しい職場での活躍を期待して、今月末に送別会を行うことにしています。

役を受けた人なら誰でも分かることですが、一つの企画を実現させるために要する準備時間は相当あります。事業計画の策定から準備と予算の確保、そして人集めと計画の具体化、そして事業の運営まで、水面下でやるべきことはたくさんあります。関わる人と予算、事前の意思形成と時間を費やすことになります。それだけの原資をかけた事業をいとも容易く実施直前に「その事業を止めたらどうか」と言う人がいます。大抵は事業計画と準備の時に関わってこなかった人が言うのです。どれだけの時間を費やして準備を進めてきたかを全く考慮しないで無神経な発言をする人がいるのは「やる氣を削いでしまう」ので困ったものです。

それなら「あなたが役を引き受けて計画を策定して欲しい」と依頼しても、決して引き受けないのです。無責任な発言はするけれど、自分が組織の責任を負おうとはしないのです。

そんな人は何処にでもいると思いますが、言うだけ言って責任を負うことはしない人の存在は組織全体の士気を低下させてしまいます。できることなら、人と組織にこのような行為で迷惑を掛けないようにしたいものです。