和歌山県では大雨警報と暴風警報が発令される天候でした。和歌山市内では午後から大雨となり、また風が強くなってきたので外出を控える人が多かったように思います。昭和と違って、警報が発令された時の出社方法や勤務形態が見直されているようで、極力、通勤や帰宅時の安全を確保する方向になっているようです。昭和の時代は大雨でも強風でも警報が発令されていても「出社するのが当然」の空気があったのですが、今ではそんな影はありません。さて河川の増水もありましたが、概ね大事には至らなかったことが何よりです。
ただひとつ気になる箇所が、紀の川に架かっている水門の管理橋を南から北に向かうと突き当りになっているところです。この橋は和歌山市道で交差する道路が県道になっている箇所です。
三叉路になっているので車は橋を渡り終えたところで左右のどちらかに進まなければなりません。直進の道はないからです。ところがスピードを出して走行してきた車が道がないにも関わらず直進してガードレールを突き破って下の住宅に飛び込む事故が発生したことがあります。最近も曲がらずに直進してしまった車がガードレールを突き破る事故が発生したばかりです。普通に考えると事故が起こりようのない箇所なのですが、スピードオーバーなのか、不注意なのか分かりませんが、道のないところを車が直進するというあり得ない事故が発生しているのです。
堤防の下の住宅に車が飛び込んで来るような事態になると人も家屋も危険に晒されるので安全対策が必要な危険箇所だと思いますが、ガードレールの復旧程度で修復を終えているようです。
最近の事故でこのガードレールの上部に取り付けているパネルが緩み風で揺れているのですが放置された状態になっています。大雨と強風で危険な状態になっていることを道路管理箇所に対応を依頼していますが、まだそのままになっています。危機管理というか災害発生を防止する視点を持って欲しいところですが、早期修復ができていないのです。
丁度、この橋が和歌山市道、ガードレールを取り付けている道路が県道、河川管理が国道交通省和歌山河川管理事務所なので責任箇所が分散していることも原因だと思います。
地図がないのでこの説明だけでは状況が分かりにくいと思いますが、兎に角、事故が発生しているこの道路の交通安全対策と防災の観点からの備え、そして堤防の下にある住宅地の安全確保を優先させて欲しいところです。
昨日も協議してきたところですが、和歌山市を覆っていた雨雲が去ったことから、和歌山県の道路管理箇所と協議を行いたいと考えています。
このことは地元からの要望も市役所に届いていますから、地元の要望を踏まえて対応したいと考えています。
- クラブ理事会に出席しました。議題の中で「薬物乱用防止」に係る県からの依頼がありました。街頭での啓発活動と薬物乱用防止指導員講習会の案内です。薬物乱用防止に関しては青少年への啓発活動などでお手伝いをしているところですが、今回の県の要請に対応することを決めました。
- 理事での懇談会に参加しました。年度末を迎えることから、新年度の活動のあり方や役割分担などを話し合いました。
- 「龍馬World in和歌山」大会のオープニングについて、昨日に続いて出演してくれる抜刀の先生と協議を行いました。ほら貝と太鼓を組み合わせることで神聖な空気で会場を包み込むことと、太鼓に合わせて抜刀を披露することを協議しました。抜刀は技術と精神、そして刀の状態によって感動が違ってきます。本番に万全を期するように準備を進めてくれていることに感謝しています。