約一か月、友人が疾患の治療のため入院中です。5月初旬に入院してから2週間が経過したのでお見舞いを兼ねて打ち合わせに行ってきました。前回、お見舞いに行った時も元気だったので安心しましたが、今日も笑顔があり元気なことを確認できたので安心しました。
友人は病室にパソコンやタブレットを持ち込んで、特段、治療のない時間は仕事をしています。友人は会社を経営しているので、医師に「一か月も入院すると仕事に支障がでるので病室で仕事をしながら治療を受けたい」と希望を言ったところ、個室に入院することになりました。この病室からZOOM会議に参加したり、病室で会社とつなぎ会議を行ったりしています。
ベッドに横になっている時間がないので、患者さんの巡回で病室を訪れた看護師さんが本人とは氣づかずに面会の人だと思ったこともあるようです。病室でも仕事着を着用して椅子に座って仕事をしていたので本人とは分からなかったのです。
それで流石に申し訳ないと思い、「それ以降、病室ではパジャマで過ごすようにしている」と話してくれました。
こんなエピソードも話してくれたほど元気なので安心することができたので、お見舞いに訪れたのですが懇談することができました。ここでは病気の話は一切なかったので「本当に治療中なんでしょうか」と笑いながら話を進めました。
友人は「まだまだやり残したことがたくさんあるので、早く復帰しなければ実現できない」と力強く話してくれました。この台詞は現在、通院しながら病気を治療している同級生から聴いた言葉と類似しています。「宣告された時は悲しくはなかったけれど、まだまだやりたいことがたくさんあるのに(病気さん)どうしてくれるの」という笑顔と共に語った言葉です。笑いながら前向きな言葉を伝えてくれましたが、その時は「とても強いなぁ」と思いました。この友人も一か月の入院治療中ですが、臆することなく「やりたいことがあるので早く退院して仕事をやり遂げなければ」という思いを聴かせてくれました。
この前向きな気持ちが病気を克服していく原動力になっていると思います。二人の友人の言葉から、気持ちを落ち込ませないことが回復に向けて必要なことだと思います。
その間、複数の方々と仕事に関する協議を行っていました。「しんどくないですか」「体力は大丈夫ですか」と氣遣うほどの活動の熱量でした。入院期間はあと二週間ですから「神様が与えてくれた休息時間なので、少しゆっくり過ごしてください」と伝えたところ「普段よりゆっくりできています。そして病室を仕事場にすることで普段よりも仕事に集中できています」と、この言葉に対しても笑って答えてくれました。
病気に打ち勝つ気持ちで治療に向かっている二人の姿がダブり、心から応援する気持ちでいることができています。治療は医師が行うもので僕たちは何も参加できませんが、言葉を交わし笑顔で接することで、応援の力を与えることができ、逆に元気をもらっていると思います。入院中は時々、お見舞いに伺うつもりですが、早く退院できることを願っています。
友人が「和歌山県を元気にする企画をつくりたいので友人達に協力してもらいます」と言って、友人を大阪市内から連れて来てくれました。
友人がこの話をしたのは「和歌山大学生は卒業すると70パーセントの学生が県外に就職してしまう」ことを学生から聴いたことがきっかけです。「せっかく和歌山県で学んでくれた学生さんの大半が県外に就職してしまう現実がある。これではこれから先も和歌山県は元気にならない」と思ったのです。そこで本社は大阪市内にあるのですが、まだ顧客のいない和歌山市内に支店を開設してくれたのです。
「和歌山県は釣りが出来るし食べ物がおいしくて好きな県なので支店を開設しました。これは私からの御礼です。和歌山県には第一に仕事を通じて貢献したいと思いますし、第二に利益を大阪市に持ち帰ることなく、地元雇用と地域貢献に使いたいと思っています」と話してくれています。
多くの方々が和歌山県に来てくれています。このご縁と協力してくれている気持ちを大切にしています。
- 東京を始め各地から6名の方が会議出席のため和歌山県に来てくれました。各地から来てもらうことは申し訳ないのですが、皆さんは気持ちよく来県してくれたことを言葉から感じています。今日の会議で決めたことが前向きに進むことを願っています。
- 今月も案内をいただき「心の会」に参加しました。皆さんとの交流の時間を楽しむことができたことに感謝しています。