人生の経験者の話は日常や仕事にとても役立ちます。経験者とは、自分よりも年上の人が多いのですが若い人でも経験を積んできた人もいるので、そんな方の話はしっかりと聴かせてもらいますし、仕事面においてとても役立つことになります。
年齢は80歳前後の、お二人の方の話を聴かせてもらう機会に恵まれました。昭和の高度成長の時代の話ですが、その時代の感覚が分かるので楽しく拝聴させてもらいました。
80歳前後の人から話を聴く機会はとても大事だと思っています。昭和から令和までの人生経験が詰まっていますし、今、聴いておかなければ次にお会いする機会は何時になるか分からないからです。聴いたことは記憶に残りますし、その教えは行動に反映することができます。年上の人の話はしっかりと聞かなければもったいないと思っています。
今回は、自分達の団体の定例会議で決めているルールのことです。長年ルールに則って運営してきたことを変えるには、理事会で慎重に議論して改革すべきという話です。理事の意見は尊重すべきものですが、経験あるメンバーの意見も聴かなければ培われてきた文化は消えてしまうということです。
時代に即して変化させるべきこと、直ぐに変えるのは摩擦を生じること、そして変えないで伝統を重んじるべきもの。決められたルールはこれらの視点で仕分けして考えるべきだということです。
組織内のルールを変えるにしても、これまでルールを運用してきた元理事から、そのルールが出来た経緯や、そのルールが存在することによって生じている不具合などを聞き取ることがスタートだと思います。
多くの場合、全員が一致して「そのルールでいきましょう」と決まることはありませんから、できるだけメンバーの意見を聴いたうえで「ルール変更」の合意形成を図るべきだということです。
経験者の意見に傾聴することで、考えてみたいことが出てきます。もっと機会を見つけて聞いてみたいと思います。
- 反省しているヒマがあったら間違ったところをすぐ直す。「あなたはこういうところを直したほうがいいよ」といわれると、ズンと落ち込む人がいるけどそれは間違い。だって、直すべきところを直せばいいだけのことなんだから。
「2+2=3」と書いちゃったとき、「それは4だよ」と教えてもらったら、すぐ「4」と書く。「何で3と書いたのだろう」とかグズグズ考え込む必要はない。直して、すぐ次に行けばいい。そして「4」と教えてくれた人にもっと教えてもらう。教わっているうちに、だんだん要領がわかって、ものごとの考え方も学べる。
だから、反省なんかしなくていいんだよ。反省しているヒマがあったら、間違ったところをすぐ直すことです。 - 「この不安があるなかで自分は何ができるのだろう」と考え出したとき、人は動き出す。
なくならないものを、なくそうと思ってはいけない。ムリがかかって自分が苦しくなるから。
不安をイヤだと思っても、なくならないものはなくならない。それをイヤだと思うと同時に苦しみがやってくる。
だから私は、これをおもしろいと思う。不安を利用して人生を楽しむしかないと思っているのです。
- 次期会長と来週、開催予定の理事会の議案の打ち合わせを行い、原案を作成しました。来週提案することになります。
- 県政の諸課題への対応に関して同僚と話し合いました。取り組み方針を協議してできることから着手することにしています。協議に時間を割いていただいたことに感謝しています。