活動報告・レポート
2024年5月18日(土)
地引網イベント
地引網イベント
地引網イベント

案内をいただき片男波で開催された地引網イベントに参加しました。コロナ禍前は毎年開催されていたものですが、数年間の待機期間を経て今年開催されたものです。役員の皆さんが企画と準備を行い、約200人を超える参加者が集まりました。数年前と違うのは、砂浜に家族単位でテントが張られていたことです。以前は海の家の建物内に集まってとれたての魚などでバーベキューをしていたのですが、今回はテントを活用したような形式に変化していました。

「コロナ禍の影響もあり、コロナ禍の前後でイベントのスタイルも変化していますね」と話しましたが、社会も生活もイベントの形態も変わっていることを感じました。

開式前、僕も受付のお手伝いをさせていただきました。受付の横に大量の氷を入れたボックスにペットボトルのお茶を冷やしたのですが、これを参加者が自分で取ってもらうことにしました。受付を済ませた子ども達は大変喜んで、ボックスに手を入れては「冷たい」「冷たくないよ」「下に沈んだお茶を取ったよ」など思い思いの言葉が聴こえてきました。大人にとってはペットボトルを取るだけのことですが、子ども達にとっては氷水に手を入れてペットボトルを掴むことがイベントになります。役員が全てを準備するのではなくて、子ども達にも参加してもらうこともイベント企画になることを感じました。

今朝は晴天に恵まれた中、子ども達の大きな声も響くイベントになりました。夏のような日差しの中、イベントを企画した皆さん、参加された皆さんに感謝しています。

葵会総会

お世話になっている葵会総会に出席させていただきました。総会には約100人が集まり、一年に一度の機会を楽しみにしている会員の皆さんの笑顔と接することが出来ました。

会長からは、総会に集まってくれたお礼と、一年に一度の機会なので交流と懇親の機会にしてくれることの話がありました。また名前を挙げて、来賓として招いてくれた私達に激励の言葉を伝えてくれました。

その後、来賓の挨拶が続きましたが、僕にも挨拶の機会をいただきました。

挨拶の趣旨は、令和6年度の県政の取り組みについて、及び令和7年度の和歌山県から国に対する主な要望についての話に加えたものにしました。

JR和歌山駅周辺の再整備についての考え方、京奈和自動車道の関西空港と第二阪和国道との接続についての考え方、和歌山県の再生可能エネルギー導入の考え方などを取り上げて説明しました。

また「個人的な話で大変恐縮ですが」と前置きしたうえで、長年秘書を務めてくれてきた佐野さんがお亡くなりになったことを伝えました。本来、秘書の逝去の話は相応しくないのですが、人としての付き合いについて話をしたものです。

この2年間、膵臓癌の治療を受けながら秘書として活動してくれていた佐野さんです。膵臓癌だと診断された時からずっと「無理はしないでください。休んでくれて良いですよ」など話していたのですが、佐野さんは「片桐さん、大丈夫です。無理しないでやりますから。本当にダメな時は言いますから、仕事をさせてください」と笑顔で答えてくれていました。

ご家族によると、体力的に限界を迎えたのが二週間ぐらい前の4月29日のことだったそうです。家族の一人は「もう仕事を辞めたらどうですか」と言ったのですが、佐野さんは「この仕事は絶対にやります」と強い責任と意思をもって答えたということです。子どもさんは「父は片桐さんに感謝していましたよ。市役所を定年した直後に『秘書に』という声を掛けてもらって、今までお世話になっていたのですから、ずっと感謝していました」と話してくれたのです。単に秘書としてのつきあいではなく、心から僕のことを思ってくれている欠かせない存在だったのです。家族の皆さんからの話で分かりました。

葵会の皆さんとは「このような思いをもって、おつきあいをさせていただきたい」ことを話しました。熱心に挨拶を聴いてくれたことに感謝しています。