令和6年度和歌山文化協会総会が開催されたので出席してきました。今回、事務局長からの指名により大会議長を務めさせていただきました。議事に基づいて進行させていただきましたが、大会構成員の皆さんの協力のお陰でスムーズに進めることが出来ました。
議長挨拶は次の通りです。
皆さん、おはようございます。事務局長から指名をいただき議長を務めさせていただきます茶道部の片桐です。どうかよろしくお願いいたします。
さて議長就任に当たり一言、挨拶をさせていただきます。
私の日常の活動では残念なことに文化の香りがしないので、茶道部の活動、そして文化協会に参加することで文化を楽しんでいます。日常の生活や活動が生け花だとするとそこに必要なものは水です。生活や活動で花を咲かすためには文化が必要で、文化は花に一滴の水を注ぐように絶対に必要な存在だと思います。私の日常に文化の香りを漂わせてくれるのが文化協会だと思っています。
そして茶道部の一員として役員会にも出席させてもらっていますが、森本会長を始めとする役員の皆さんの熱心な議論を聴かせてもらっています。そこには和歌山県の文化を担っている誇りがあり、文化活動を通じて地域を元気にすることも目指していることが分かります。そして和歌山県の文化を私達の世代だけではなく次の世代に伝えることも活動目的にしているので、中期的な視点で文化活動をしていることがよく分かります。
そんな文化協会の令和6年度の活動方針を決める総会ですから、後ほど事務局から皆さんへの議案提案をいたしますので、皆さんに審議をしていただくことになります。この後、議事を進めていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
最初に議長挨拶をしてから議案審議に移りました。執行部から令和5年度活動報告と決算、そして令和6年度活動計画案と予算案、役員体制案、規約改正案の提案があり、全ての議案が賛成多数で可決されました。
皆さんの協力のお陰でスムーズな進行をすることができたので、議長の任を果たせたと思います。皆さんのご協力に深く感謝しています。
また議事進行を終えた後は、ギターリストの金谷さんからクラシックギター演奏を聴かせてもらいました。スペインの音楽と映画音楽を中心として演奏曲目を楽しみました。
その後は総会に引き続いて懇親会に入りました。和歌山市長も出席してもらっての懇親会となりました。
令和7年度「国の施策及び予算に関する和歌山県の重点要望」の説明会に参加しました。早いもので、もう令和7年度の国の施策と予算の重点要望をする時期となりました。まだ令和6年度が始まったばかりですが、本年度の活動を実施しながら次年度の重点方針とそれに基づく予算の要望を行う予定です。
岸本知事が就任してから政府への重点要望が絞り込まれたので、より重点志向になっていると感じています。ただ大型案件や大型プロジェクトの計画が入っていないので、将来の展望が開けるような施策が欲しいとは思っています。来年、これからの和歌山県発展の基盤づくりになるような計画案が欲しいところです。
私立高校運営に関する説明を聴かせてもらったこと。教育には相当な覚悟と資金が必要なことの一部が分かりました。話を聴いていると、子どもへの投資と教育は、将来の社会の基盤を築くうえで必要なことだと認識できるものでした。現場の仕事ができる人材やAIを使える技術者を育成することが課題ですが、和歌山県としてやれることは実施する姿勢と行動が必要です。