和歌山市料理飲食業組合総会に出席しました。総会では組合長から建設的な挨拶がありました。組合長の挨拶の趣旨は次の通りです。
専務理事が挨拶原稿を作ってくれています。とても良くできた原稿で、飲食業界の現状と課題がまとめられています。このまま読んでもいいのですが、今日、原稿とは違う話をしたいと思います。和歌山市内の飲食業界はコロナ禍明けも厳しい状況が続いていますから行政で何とかして欲しいなどの要望があります。
しかし私達は地域に欠かせない食を扱っている民間事業者なので、不満を伝えるだけではなくて自力で出来ることはすべきだと思います。その民間組織の活動の一つとして今年7月に「龍馬World in和歌山」が開催されることが決まっています。この大会には全国から龍馬ファンや歴史ファンを始めとするお客さんが和歌山市内に集まることになります。和歌山城ホールでの大会と翌日開催予定のコンサートに県内外からお客さんを呼び込み、賑わいを創り出そうとしてくれているのです。
ここにいる片桐さんもこの全国大会実行委員会のメンバーですが、行政との関係だけではなく全国大会を誘致するなどの活動もしてくれています。飲食業界にとってお客さんが来てくれる機会を創り出してくれていることは有り難いことです。後は私達のお店に呼び込む必要がありますから、組合としても協力したいと思っています。
このように民間でお客さんに来てもらう活動をしているので、私達も機会を創り出すことは出来ると思います。お客さんが来ない不満よりも来てもらえる仕掛けをすることを考えたいと思います。
要約していますが挨拶の趣旨を記しました。
続いて開会にあたって挨拶をさせていただきました。
皆さん、こんにちは。令和6年度の総会開催をお祝いいたします。日頃から組合長や事務局と意見交換をさせてもらいながら、少しでもお役に立てるよう、組合員の皆さんに良くしてもらっていることに感謝しています。
さて先日、組合員さんで59年間、お店を続けてきたギリシャさんが閉店したので、閉店の日に行ってきました。「59年間、お疲れさまでした。これは凄いですね。寂しいですが、後は少しゆっくりしてくださいね」と話すと、オーナーの西浦さんはとても喜んで笑顔になってくれました。ここにいつも出席してくれている西浦さんがいないのは寂しい感じがしますが、逆に入会してくれている人もいます。入会してくれて問題解決を一緒に考えることができる組合になるためにも、新会員を募りたいと思っています。
そして組合長とは、常に課題を共有して組合としてできる対応を考えているところです。組合員さんの減少への対応として、融資の相談とお手伝いや事業用ごみ回収の問題についての問題提起、そして先ほど組合長が話してくれた全国大会誘致など、まちにお客さんを増やすことなど、お店の支援としてできることを考えているところです。
特に融資の問題は多くのお店が困っていることなので、組合員さん、そして未加入の飲食店にも協力をして組合に加入してもらえるようにしたいと考えています。新規に開店されたお店は組合の存在を知らないこともあると思うので、呼びかけできるところには声を掛けているので入会してくれたお店があります。多くの人に加入してもらうことが飲食業界の支援につながりますので、共に活動したいと思います。
本日のご盛会を心からお祝いして挨拶とさせていただきます。
以上が挨拶の趣旨です。飲食業界の健全な発展を目指す組合総会では、令和6年度活動方針が樹立されました。その活動を応援しています。