活動報告・レポート
2024年4月20日(土)
パリの風に寄せてコンサート
パリの風に寄せてコンサート

和歌山シャンソン協会主催の「パリの風に寄せてコンサート」を鑑賞してきました。春のひと時を多くの皆さんと一緒にシャンソンを楽しむことが出来ました。

そして開演に際して一言挨拶をさせていただきました。

皆さん、こんにちは。ようこそ「パリの風に寄せてコンサート」にお越しいただきましたこと、主催者を代表してお礼申し上げます。毎年、4月にこのコンサートを開催しているので、楽しみにしていただいている皆さんもいらっしゃると思いますが、長年続けていることで和歌山市の春真っただ中の訪れを感じさせてくれるコンサートになっていると思います。春から夏へと移り変わるこの季節の新しい緑色や空の青と白の色、季節を感じるシャンソンにぴったりの季節です。

今年は花粉が多く飛散し、今週は黄砂も飛んできたので和歌山市の空が覆われていた日もありました。出演者の中には、花粉症でお困りになり、黄砂で体調を崩された人もいますが、舞台に立つために懸命にレッスンを重ねてきました。橋本先生の生徒さんの発表の舞台であり、この日を迎えるために厳しいレッスンに挑んできています。出演者の皆さんの歌声で、ご来場の皆さんの心にパリの風を感じてもらえたなら幸いです。

そして今年はパリ・オリンピックの年でもあります。いよいよ夏には、パリからアスリートたちの熱い風を感じることになりますが、和歌山市では一足早く穏やかなパリの風を感じてもらえると思います。

日頃のレッスンの成果と出演者の思いを感じ取っていただけるコンサートです。ご来場の皆さんには、最後までお楽しみいただきたいと思います。本日のご来場を心から感謝してお礼の挨拶といたします。ありがとうございます。

以上の主旨の挨拶をいたしました。会場からの声援が出演者の皆さんに届いたことを嬉しく思います。

さて本日のコンサートには、橋本先生の生徒の皆さんが出演されました。舞台袖で出演される皆さんと一緒に座り、皆さんのシャンソンを聴かせてもらいました。

舞台の袖で歌詞を確かめる方、舞台に出る前の緊張した場面を過ごす方。出演者の背中を押しながら「がんばって」と励ます仲間。舞台袖はコンサートの間中、ずっと緊張感に包まれていました。

緊張の表情から柔らかい表情に変化する皆さんの姿に感銘を受けながら、シャンソンを聴かせてもらいました。

どれだけレッスンを続けて自信を持って挑んでも、舞台袖での緊張感は半端ではありません。大事な時を迎えようとしている瞬間に立ち竦むような緊張した空気があります。その姿を舞台袖で心配そうに見ている同僚の表情もまた緊張感でいっぱいです。

そして歌い終えた方が舞台袖に戻って来た時に感じた開放感は、その場の空気を「ほっと」したものに変えてくれました。出演前の緊張と歌い終えた後の開放感のコントラストは、明暗、表と裏のような、人生に表れる場面の瞬間が展開されていました。素晴らしい瞬間に立ち会えたように感じた「パリの風に寄せてコンサート」でした。

出演者の皆さん、お疲れさまでした。

その他
  • 101歳の経営者から連絡をいただきました。変わらない旺盛な事業意欲に感銘を受けました。「和歌山市にインバウンドのお客さんは来ていますか。その見通しは」「客単価はどれぐらいの水準になっていますか」など、土曜日にも関わらず、氣になったことを質問してくれます。見習うべき姿勢です。
  • 無農薬野菜などを販売する産直市に参加してきました。友人が主催したものですが、本業ではないのですが、地域に貢献するために野菜を作り毎月、自社ビル前で産直市を開催しているのです。多くのお客さんが訪れていました。