活動報告・レポート
2024年3月18日(月)
8の字会
県議会

令和6年2月県議会定例会では予算特別委員会の採決が行われました。明日の最終日に予算議案を含めて提案されている議案の採決が行われます。散会後、会派会合を行い議案に関する協議を行いました。

また能登半島地震を受けて、議場で地震が発生したことを想定して屈みこんで安全が確認できるまで待機する訓練を行いました。議場で災害発生時の訓練を実施するのは初めてのことでした。

明日は県議会定例会の最終日を迎えます。

8の字会

和歌浦の8の字公園にある公衆トイレを清掃している「8の字会」会長宅を訪ねて、最近の活動を聴かせてもらいました。この会が発足したのは2001年なので23年目を迎えています。この間、年末年始を含めて一日も欠かさずにトイレ掃除を継続しています。この会は地元自治会を中心にした有志の集まりで、毎月、当番を決めて清掃を行っています。特筆すべきことは23年間、休むことなく活動を続けていることです。

元々、この公園の公衆トイレは汚くて、扉が壊されるなど治安面の不安もあり、撤去することも検討されていました。

しかし建て替えすることと地元で管理することを条件に残すことになりました。地元設計士が担当した公衆トイレは、当時は斬新で注目を集めたほどです。しかしトイレは使うことで役割を果たします。誰も使用しないトイレではいけないと思った地元自治会は、「地元はもちろんのこと海水浴客や観光客にも安心して使ってもらおう」と考えて、トイレ掃除をすることにしました。

トイレが汚ければ使う人はいなくなり、人が近寄らなくなれば治安も乱れるので、トイレを掃除して地域の美と治安を維持することを目指しました。ここに名言である「美は美を守り美をつくる」の言葉が生まれました。

このスローガンを掲げて地元を中心に「8の字会」を結成しトイレ掃除が始まりました。

その間、掃除を担当した人が担当した日の「トイレ日誌」を書き込み、翌日の担当者に引き継ぎます。年末年始、夏休みやお盆も含めて年中無休、現在に至るまでトイレ掃除を続けているのです。真似ができないほどの素晴らしい取り組みです。

地域の美と安全と安心を護る取り組みは県内外から注目を集め、これまで和歌山市やトイレメーカーからも表彰されています。地域の美化、地域の絆、地域の安心と安全確保の観点から高い評価を得ています。

スタートしてから23年間の取り組みを聴かせてもらい、地域の力は地元の人たちが築いていくものだと感じました。積み重ねていくことで人に話せる活動になっていくのです。

これまでの「8の字会」の清掃活動に敬意を表すると共に、今後も変わらない活動に期待しています。

バスケットボールチーム

和歌山県を拠点とした活動している男子バスケットチーム「ONELYS wakayama」が男子近畿地域リーグの結果報告をしてくれました。報告会の場では、上田監督を始め選手の皆さんが元気な姿を見せてくれました。

「これまでの活動から段階を一つ引き上げることが出来たので、和歌山県の活性化とスポーツ力の向上のため尽力していきたい。プロスポーツの魅力を感じてもらえるよう、これまで以上に学校や地域に入って触れ合いたい」などの抱負を語ってくれました。

プロスポーツが定着しにくい和歌山県を変えようとする力に期待しています。

その他
  • 先週、奥歯が欠けたので歯の治療を行いました。最新の治療方法や歯の健康を守ることについて説明を聴かせてもらいました。
  • 地域に経済効果をもたらせてくれる施策についての協議を行いました。和歌山市再開発や企業誘致などをテーマにした会議となりました。
  • 観光地での若い調理師が不足していること。熊野白浜リゾート空港国際線の活用策について協議を行いました。