和歌山懸護國神社で執り行われた「天長祭」に参列しました。天長祭の意味を調べると次のような回答がありました。
「天皇の御誕生日にあたって、国民が慶祝の意を表し、神祇に感謝し、聖寿の万歳と国家の長久を祈念する祭祀のことです。天長とは、天地とともに聖寿の限りなきことを言祝(ことほ)ぐという意味」だそうです。
また天長節については「小野照崎神社」のホームページでは次のような由来を紹介してくれています。
「天長節は、奈良時代775年に初めて行われた行事で、『天長』とは、老子の記した『道徳経どうとくきょう』冒頭の『天は長く、地は久しい。天地は自ら永らえようとしない故に永遠であり続ける』という『天長地久』という表現から採用されています。
私欲なき天地が永続してきたように、無私の祈りを神々に奉げる天皇陛下もまた、2680年の永きにわたって国家公民への祈りを捧げ続けています」というものです。
和歌山懸護國神社で神事が執り行われて国家と国民の平安と、わが国の繁栄を祈願しました。天長祭に際しての宮司さんからの言葉は次の通りです。
「天皇陛下のお役割はたくさんあります。一つに国事行為があり、わが国の外交を始め世界と平和を築いてくれています。
もう一つはわが国の平穏と国民の幸せを願ってくれていることです。陛下は毎日、日本国に災いがなく平和であることを祈願してくれているのです。過去の大震災におい陛下は被災地に入られ被災した皆さんを勇気づけてくれました。能登半島地震の被災地にもお入りになられると思いますが、ここでも人々を勇気づけることと思います。陛下は126代の天皇が果たしてきた責任を背負ってくれているのです」と伝えてくれました。
本日、全国の護國神社で天長祭が開催されていると思います。和歌山懸護國神社でもこの式典が開催され、参列の皆さんと共に平和と繁栄、災害からの復興を願いました。
「あの人(Nさんとします)は素晴らしい人です」と共通の人物の話を交わしました。ご一緒したHさんは、次のような話をしてくれました。
「Nさんが部門の長をしていた時、本部の役員が現場に来て、Nさんの部下に対して怒ったのです。私にはその原因は分かりませんが、本部から役員がくれば、一般的には部門の役職は頭が上がらないので、見ないふりをするか、一緒になって部下を怒ります。
ところがNさんは本部役員に対して『私の部下のどこがいけないのですか。ここで怒らないでいただきたい。ここの部門の責任者は私ですから』と部下をかばい役員に向かって反論したのです。そこからしばらく言い合いになりましたが、全く折れませんでした。私の長い経験からでも、本部の役員に向かっていた人はNさんだけです。立派な人だと思います。
これまで優れた役職の人はたくさんいますが、一番、人情があったのはNさんですね。今でもそう思っています」と話してくれました。
この話を聴いて嬉しくなり、また懐かしくなったので、Nさんに連絡をとり少しの時間でしたが話をしました。思っていた通りの人柄を示すエピソードを聴いて、ご一緒したくなりました。
- 入院治療していた方が退院したので連絡をいただきました。順調に回復しているようですが「寒い時期の外出は控えるように医師から言われています」と療養中になっています。春の到来と共に元気なお顔と会えることを願っています。
- 教育者と武道の振興と学校教育について話し合いました。