第20回「孫市祭り」の案内をいただきました。この祭りはコロナ禍を乗り越えて今回で節目の20回目を迎えることになりました。これだけ続けて来られた実行委員会役員の皆さんの取り組みに敬意を表します。
さてコロナ禍で、この祭りは一度中止をしたものの「孫市を称え続ける」ための活動を継続してきました。特に厳しかったのは、二度目の中止をするかどうか見極めの会議を行ったときでした。二年連続、祭りを中止してしまうと「次に立ち上げることが大変になる」と懸念を示した役員の方々は、祭りの「リモート開催」を考えました。当時、スポーツ観戦などでも取り入れられた無観客試合のような形式です。
和歌山城からの会場までの行進と、会場での演武は関係者だけで開催することとし、その様子をリモートで配信するというものです。今でも「You Tube」で観ることが可能だと思いますが、その時はリモート開催を決定したのです。
そこで無観客での「孫市祭り」のあり方を検討し、動きのある祭りの撮影に必要な機材の調達と発信について協議を重ねたのです。この時の「孫市祭り」の映像は編集したうえ世界に向けて発信したので、もしかしたら地元開催の場合よりも、全国に向けて「孫市祭り」を情報発信できたかもしれません。もちろん祭りはライブで鑑賞することがベストですが、無観客にするのであれば映像配信も効果があったように感じます。
そんなことを思い出しながら実行委員会会長と話しました。今年も地元の英雄を称える祭りが盛大に開催されることを期待しています。
わかやま着物文化普及協会役員の方々が挨拶に来てくれました。丁度、市内の小学校での着付け教室を終えた後の時間だったので、活動の様子も聴かせてもらいました。
「この小学校での着付け教室は今回が5回目だったので、子ども達は着物を着ることに慣れてきました。三学期なので本日が最終の着付け教室だったので、着物を着てのファッションショーを行いました。みんな立派に歩いてくれましたよ。最初は着物を着ることを嫌がっていた男の子もいましたが、最終日の今日『着物教室に参加して良かった』『着物を着る体験は楽しかった』など感想を話してくれました。
小学校で着付け教室を行ってきて本当によかったと思いました。今年の計画は小学校での着付け教室を始め盛りだくさんです。会の役員のみんなと一緒に、和歌山県での着物文化を継続させるよう取り組んでいきます」と抱負を語ってくれました。
最近は着物を着る習慣は少なくなっていますし、着物を所有している人も少なくなっていると思います。所有していない、着ることもない、教えてもらう機会もないでは、着物文化は衰退していきます。それを防いで次の世代に着物文化をつなぐことを目的として会を設立し、活動を続けています。とても大事なことだと思います。この着物文化をつなげていく活動を応援しています。
和歌山文化協会役員会に出席しました。今回も各部からの報告や今後の活動について議題となりましたが、能登半島地震の支援に関する議題も提案されました。これは文化活動に関わっている団体として「少しでも被災地の文化活動支援のお役に立てること」を願っての提案でした。
和歌山市を通じて被災地の市に対して「地元の皆さんが文化活動を再開するための支援につなげて欲しい」と伝えており「和歌山文化協会からの義捐金は文化活動の支援に充てるようにする」と返事があったことから議題として提案されました。役員会において被災地支援について賛成の同意を得て各部で募ることになりました。
被災地の復旧と復興に続いて文化が来ると思いますが、社会生活の中で文化はなくてはならないものです。一日も早い段階で、能登半島の市町において文化活動のニュースが報道されることを願っています。
「龍馬World in 和歌山」大会実行委員会が開催されました。今回は挨拶先のチェックとエクスカーションの内容の協議、そして全国大会までのスケジュール確認などを行いました。
昨年に発足させた実行委員会では、毎月、大会開催に向けて協議を重ねているところです。
皆さんの協力と支援をいただきながら和歌山県での全国大会を盛り上げ、後々の和歌山県の歴史の再認識と偉人の顕彰を続けたいと思っています。