活動報告・レポート
2024年2月9日(金)
文化祭
文化祭

案内をいただいていた慶風高校文化祭に参加しました。コロナ禍明けの文化祭は生徒と保護者以外で、同校を応援している皆さんが参加できる機会を設けてくれました。

慶風高校文化祭

文化祭では生徒と教師が練習を重ねてきたと感じられる出し物を披露してくれました。手作りの衣装を着用したファッションショーやマジックは、相当の時間をかけて準備したことがうかがえるものでした。またミニコンサートとして、ゲストにウインズ平阪さんが出演してくれ生徒を激励してくれました。

平阪さんの歌は和歌山県愛に溢れていて、故郷を歌った曲が多くあります。和歌山県をパロディにしている曲もあれば真剣な曲もあります。どちらの曲も「和歌山県に誇りを持とうよ」のメッセージがあるのでライブを聴くと感動します。文化祭ではステージでのおしゃべりと和歌山愛の曲で満ちていたので、生徒と一緒に私達も感動しました。

平阪さんは若い頃にデビューした時「東京に来なさい」と誘われたのですが「和歌山県で勝負したい」と思って地元に留まりました。和歌山県は唯一、県名に「歌」の文字がある県ですから、和歌山県で音楽活動をしたいと思ったそうです。

もう一つの理由は「臆病なので東京で勝負することに躊躇した」と話してくれたこともあるようですが、本音は和歌山県から東京に向けての勝負です。結果として、60歳を超えて現役で音楽活動を続けられているのですから成功者だと思います。多くの人は志の半ばで人に聴いてもらえるような、楽曲を提供できるような音楽活動をやめていると思います。

だから平阪さんが言うように「臆病でも和歌山県にいても、やろうと思えばできる」のです。

人生経験の少ない生徒にはまだ理解できないと思いますが、大人なら理解できる心境です。いつも思うのですが、平阪さんのステージからは元気を与えられますし、感動させてもらえます。

平阪さんが故郷に拘るのは、故郷に誇りを持っているからです。曲を通じて「故郷に誇りを持とうよ」と呼びかけてくれています。中々、熱伝導が浸透しない県ですが、訴え続けなければ、発熱し続けなければ冷めたままです。音楽を通じて故郷への思いのメッセージを送り続けてくれる平阪さんに感謝しています。

この文化祭にお招きいただいたこと、メッセージを届けてくれた平阪さんに感謝しています。そして観客席でご一緒いただいた皆さんにも感謝しています。人は助け合って日々を生きていることを感じた温かい時間となりました。

県政報告

夕方から県政報告会を行いました。参加してくれた皆さんに心から感謝しています。今回は令和5年度の大きな二つの出来事の動機と現状について、及び令和6年度の重点施策の中の主なものについて説明を行いました。

紀伊半島の南から順に、串本町のスペースワンによるロケット打ち上げと、ここに至るまで経緯について。熊野白浜リゾート空港の国際線化と滑走路の500メートル延伸のための調査について。日高沖の洋上風力発電の取り組みの経緯について。和歌山市における先端企業の誘致活動について。そして2年前に議論が交わされた統合型リゾートについて総括を行いました。

いずれも和歌山県の経済活動と雇用拡大につながる施策であり、将来の産業の中心になるものについて解説を行いました。今回、参加してくれた皆さんは社会の中核を担ってくれている方ばかりですから、視点を広げて県政にも関心を持っていただき、これからの県土発展も担ってくれることを願っています。

県政報告会

引き続いて、これまでずっと応援してくれている皆さんからの依頼をいただき県政報告会を行いました。若いメンバーも増えたこともあり、県政報告と共にイベント企画もしてくれたので一緒に楽しませてもらいました。

知恵を使うゲームやチームで競うゲームなどを実施したことで、より一層親睦を深めることが出来ました。役員の皆さん、参加してくれた皆さんに感謝しています。

また懇談会では秋田県出身の方と話をしました。進学のため秋田県から和歌山市に来た時の印象は「和歌山市は大都会」だったそうです。和歌山市で4年間、学生生活とアルバイトをしたことで「和歌山県が大好きになりました。4年間いたので、和歌山県で働きたいと思うようになりました」と伝えてくれました。しかし就職した会社は全国に異動することがあり、最初の赴任地は名古屋、そして大阪市で勤務した後、昨年4月から念願の和歌山市での勤務になっています。

「希望した和歌山市で仕事ができているので楽しいです。和歌山市は食べ物がおいしいのと、やはり街だと思います。また和歌山市の人はみんな人柄が温かくて親切にしてくれます。和歌山市に来て、和歌山市で働けて良かったと思っています」と話してくれました。

和歌山市愛に溢れる話を聴くことができて嬉しくなりました。

その他
  • 今月、企業内研修で予定していた「宗光と竜馬」の講演会が延期となり、3月に開催することになりました。社長を始めとする役員の皆さん、そして従業員の皆さんを対象に講演させていただけることに感謝しています。
  • 今週初めに聴かせてもらったお困りごとの対応の進捗状況を説明しました。早い時期に解決に向かうための段取りをしています。