活動報告・レポート
2024年1月30日(火)
大楠
辰のイラスト
辰のイラスト

事務所に今年の干支である辰のイラストを飾ってもらいました。旧暦の新年が始まる前に縁起が良いので、飾ってくれたNさんに感謝の言葉を伝えました。彼は「絵画サークルで今年の干支のイラストを描いてもらったので飾りました」と話してくれました。

壁に掛けているイラストを変えるだけで雰囲気が変わるので、新年を迎える準備ができたように感じます。新年を感じさせてくれる言葉や行動を取ってくれる皆さんに感謝しています。

大楠
辰のイラスト

樹齢約450年と推定されている大楠に参拝しました。何度も記しているように、樹齢約450年ということは戦国時代に誕生した生命ですから、人間の歴史を眺めてきた大楠だと言えます。人間の争い事を見てきた大楠は、人間の変わらないこの行為についてどのように映っているのでしょうか。大空と大地の力を得て成長してきた大楠の生命力を感じながら、大楠と同じような気持ちになりました。

恒例により大楠を奉る神社にお参りして大楠に触れましたが、その強い生命力を感じることができました。この生命力とは、大地から湧き上がっているエネルギーのゆったりとした流れのようなものです。決して強くはないけれど途絶えることのないエネルギーは、優しくて暖かいのです。この御神木は私達が去った後の時代でも、この土地にご加護を与えてくれる存在でいると思いますし、人の苦悩を聴いて希望を与え続けると思います。

辰のイラスト

大楠にはしめ縄が飾られているので、さらに神秘性を引き出しています。時々、大楠との会話を楽しんでいるのですが、今朝は枝と枝との間を飛び交っている小鳥のさえずりが聴こえてきました。人間だけではなく小鳥にとっても、外敵から生命を護ってくれる安全な場所だったのです。

これまで大楠のエネルギーを与えてもらって癌を治癒した人もいますし、人生の願いをかなえてもらった人もいます。癌を治してもらった人は、その後もお礼参りを続けていたのですが、数年が経ったある日、大楠の声が聴こえてきたそうです。

「もう十分、あなたはお礼をしてくれた。その心は届いたから、もう参らなくても良い。長い間、よく来てくれた」という声が届いたのです。

その人はその声に驚くよりも「感謝の気持ちが届いた」と安堵したのです。その声を聴いた後も、お参りを続けているのは言うまでもありません。きっと今も大楠から護られているのだと思います。

奇跡は突然起きるモノではなく、継続することでエネルギーが蓄積されて起きるものだと思います。癌を治して欲しいと継続した祷りが大楠に届き、願いが叶えられたと思います。十分にお礼参りもしていることで、引き続き大地の力というご加護が与えられているのでしょう。そんな大楠との会話を交わしてから、感謝の気持ちを残して、その場を立ち去りました。ありがとうございます。

飲食業組合役員会

新年の飲食業組合役員会が開催されました。県内各支部の会長が出席して、意見交換と課題の討議を行いました。コロナ禍が明けてから、飲食業界には徐々にお客さんが戻ってきていますが、業態によって戻り方が異なります。

役員の皆さんとの主な意見交換は次の通りです。

1.インバウンドの観光客が増えていますが、飲食店に来てもらう施策が必要です。補助金も受けられる外国語のメニュー表示やタブレットの活用など、組合として支援する予定です。但し補助金が適用されるかどうかは事業計画書次第となります。

2.飲食店のクレジットカードの料率が高いまま据え置かれています。家電量販店やゴルフ場の料率と比較するとその違いは歴然としています。今はかつてのようにJCBやVISAを使うお客さんよりも楽天カードや鉄道系カード、PAYPAYなどの決済手段が主流になっているので、クレジットカードの料率を下げるよう、全国料理飲食業組合連合会に依頼することも必要です。小さな飲食店がクレジット決済で負担する料率は高すぎるので、見直してもらいたいと思います。

3.アルバイトを募集しても集まりません。和歌山県の最低賃金は929円ですが、その時給では人は集まらないのです。例えばイケアの時給は1,300円、コストコは1,500円、CoCo壱番屋は1,000円だと報道されていました。
しかも全国同一なので、和歌山県でも同じ時給が支払われています。これでは小さな飲食店では対抗できませんから人手が不足しています。時給を上げたいのですが、時給を上げると経営できなくなるので困っています。

4.県庁前再開発のための道路拡幅によって、飲食組合のビルも移転対象になっていると聞いています。コロナ禍で計画は伸びているようですが、現状はどうなっているのか知りたいと思います。移転することになれば県と和歌山市の新しい事務所が必要となるので、進捗状況の確認をお願いします。

5.那賀振興局長が飲食業組合の要望と課題をヒアリングしてくれました。令和5年11月頃だったと思いますが、振興局がヒアリングしてくれたのは初めてのことです。岸本知事が振興局に権限を与えると言っていますから、振興局が管轄する飲食事業者を始めとする組合の意見を聞いて、管内での政策に反映、予算化を考えてくれていると期待しています。実際はどんな目的でヒアリングをしたのでしょうか。

以上のような意見や質問がありました。順次、確認していきます。