抜刀演舞や踊りで和歌山県を活性化させようと和歌山市に転居してくれた方と懇談しました。今年の秋、演奏会でご一緒したことがありますが、その時も大阪市内から駆けつけてステージで演武を披露してくれました。そのご縁が元で和歌山市を気にいってくれたようで「三週間前に和歌山市に転居しました」ということになりました。
和歌山市を拠点として、既に和歌山城で演武の披露や踊りのイベントを仕掛けてくれています。来年は本格的に活性化のためのイベントを仕掛けていくと話してくれました。
中でも「子ども達に参加してもらって刀の演技指導をしたいと思います。子ども達に遊びの楽しさを伝えられたら嬉しいです。また保護者にも参加してもらうことを考えています。コンセプトはかっこいいお母さん、かっこいいお父さんを目指すことです」と話してくれました。
しかし「これまでも私達の団体がやっているイベントに対して批判や悪口を言う人がいましたから、ここでも同じようなことが起きると思います。どこにいても批判はつきものです。ただ批判するばかりでまちは元気になりませんから、良いと思ったことを実行する人の存在が大事だと思うのです。言うだけで自分はやらない人が何百人いても、まちの活性化はありません。
実行する人が数人いればまちは変わります。批判されても前へ前へと進むつもりですから、和歌山市での活動の応援をお願いします。
私の団体は抜刀やよさこい踊り、書のパフォーマンスや歌謡など、舞台と会場を盛り上げることは何でもやります。和歌山市にはお城がありますから、ここを拠点にまちを盛り上げたいと思っています。素晴らしいお城なのに活用しなければもったいないですよ」と付け加えてくれました。
県外から和歌山市に転居してきた覚悟を見せてくれました。しかも今秋の和歌山市でのステージがご縁ですから行動は迅速です。そしてその時、舞台で一緒だった僕に対して、和歌山市での活動への思いと活動方針を伝えてくれたのです。思いと行動と熱意が人の心を動かします。人の心が動くとまちも動き始めます。行動している人を批判する慣習があるまちは発展することはありませんから、行動している人を応援するまちでありたいものです。
これまで多くの人達が和歌山市を訪れ「和歌山市を元気にしたい」と願って行動してくれました。新しい年は、まちのために行動している人を応援する機運に満ちた和歌山市でありたいものです。
訪れた会社の社長は「来春はハワイとロサンゼルスに和歌山の産品を売り込みに行きます。これまで何度も訪れてきましたが、ようやく勝機がやってきました。生産体制を整え、出荷する商品を補完する倉庫も確保できました。協力者の助言も聴いて計画を前に進めています。そのため私は年末もお正月も仕事です」と語ってくれました。
普段も活力を感じる社長ですが一段と力が漲っていました。壁には「1億本 火の玉」と目標を掲示していました。目標は書いて貼りだすか、手帳などに書き留めておいて毎日見ることが大事なことです。今日、壁に貼りだした紙は一枚でしたが「来年は100枚張り出します」と話してくれたように、来春からは目標に向かって火の玉になって行動すると伝えてくれました。
お二人の熱い方にお会いして懇談できた良い日になりました。令和6年もよろしくお願いいたします。
- 事務所の整理と掃除を行いました。今年一年、お世話になった事務所なので、年末になりましたが感謝の気持ちを込めて整理と掃除をしました。