「和歌山県内で再生可能エネルギーを増やす必要があると思います」と質問がありました。県内でもGAFAと部品供給などで取引をしている会社があり、製造工程の電力は再生可能エネルギーの調達を求められているそうです。
そのことからも、今後、和歌山県が先端企業の誘致を進めるに際して、その必要性の質問があったものです。
これまでの県議会でも再生可能エネルギーの導入の質疑を交わしていますし、企業誘致に関しては「RE100」の工業団地の整備の必要性を提言しています。今後、企業誘致を推し進めるためには「RE100」の工業団地を整備する必要がありますが、そのための大型電源が必要となります。地球環境問題への対応のため、企業誘致と再生可能エネルギーの推進に務めていくことを話し合いました。
東京から和歌山市に進出するに当たって、市場調査をした結果のコメントを頂戴しました。和歌山県の特徴が出ていると思います。
- 離職率が低いこと。企業にとって採用した人が継続して働いてくれることは有り難いことで、和歌山市に進出の意思決定の参考になります。
- アルバイト採用の場合、東京と比較して時給が安価なこと。和歌山市での1時間の時給は1,200円〜1,300円ぐらいだと高い部類です。東京の場合は1,900円から2,000円ぐらいは必要なので、和歌山市には優位性があります。
- 公共交通での移動手段が限られているので、事務所の開設場所はJR和歌山駅周辺か南海電鉄ふじと台駅周辺になります。若い人を採用するためには、この二箇所での開設になります。
- 和歌山事務所を開設しても直ぐに地元で仕事を請け負うことはありません。クライアントがあって和歌山事務所開設をしなくてはなりません。市場が小さいため、地元で顧客獲得は期待できないということです。
なるほどと思う特徴が並びます。そのため和歌山市への進出条件は、既に顧客を持っていて和歌山市での顧客獲得は期待していないこと。若い人材を集めることに苦労すること。駅前で立地するためのオフィスを確保することです。
人件費と事務所費などの経費が安価なため、沖縄県や札幌市への事務所開設が相次いでいますが、できるなら和歌山市への進出も検討して欲しいと思っています。
過年度のカレンダーを埠封筒や卓上のゴミ箱として活用している方がいます。本日、訪ねたところ「今年のカレンダーも封筒にしています」と話してくれました。カレンダーの図柄をどのように切り取るかを考えて作成していきます。本来、翌月になると捨てられてしまうカレンダーが封筒として再生できるのです。しかもデザインが良いので「皆さんがもらってくれます」とのことです。
もう令和5年のカレンダーも封筒に仕上げていますし、来年のカレンダーもめくってデザインを確認し「こう切り取ると良いデザインの封筒になりそうです」と頭で描いていました。「これから使うカレンダーだから、今から封筒に作り替えてはいけないですよ」と話すと、笑顔で「そうですね。早とちりしました」と答えてくれました。
来年のカレンダーを捲りながら笑顔の会話となりました。来年のことを話しましたが、鬼が来るのではなく微笑が現れました。
徳島県に事務所がある方が訪ねてくれたので、徳島県で栽培されている薬草の話をしました。薬草栽培はわが国の健康と医療のために不可欠な仕事であり、国産の薬草栽培を広めていく必要性を話し合いました。薬草は中国やアジアから輸入していますが、地産のものが私達に適しているのです。徳島県の事例を参考にしながら、この問題を考えていきます。