活動報告・レポート
2023年12月23日(土)
クリスマスシャンソン
クリスマスシャンソン
クリスマスシャンソン

和歌山シャンソン協会のクリスマス会に参加しました。橋本先生の生徒の皆さんがそれぞれの色でシャンソンを歌いあげてくれました。クリスマスを主題にしたシャンソンは少ないのですが、皆さんの情感のこもった歌声で年末のムードを高めてくれました。

歌もさることながら、出演された皆さんが歌の前にシャンソンへの思いをこめた話も印象に残りました。「それぞれの人生に照らし合わせたシャンソンを歌ってくれているんだな」と感じることができました。

「シャンソンを習い始めて20年が経ちました。今年はワンマンコンサートも開催させていただき、心に残る一年になりました」

「ソロコンサートに向けてレッスンを行い、無事に終えることが出来たので、燃え尽きたように『やり切った』と感じていましたが、時間が経過すると『またコンサートをやりたい』と思うようになってきました。来年も開催できたら良いと思っています」

「来年の春に二人でデサフィナードさんにてコンサートを開催します。皆さん、是非、お越し下さい」

「シャンソンを始めてから19年になります。今から告知するのも早いと思うのですが、来年の6月にコンサートを開催する予定です。今から手帳に書き込んでおいて下さいね」

生徒の皆さんは、実に見事なシャンソンライフを過ごしています。始める時は誰でも初心者ですが、レッスンを重ねて生徒の皆さんは独り立ちしてコンサートを行っています。僕もこれらのコンサートに行くのですが、選曲とおしゃべりなど人によって全く違って楽しいのです。シャンソンは春や秋など季節を歌いあげるテーマが多いように感じるのですが、生徒さんのシャンソンは人生の春と秋を歌ってくれています。季節には色がある。そしてその色は、歩んできた人生によって違う彩りがあることを伝えてくれています。

言葉には色があるようにシャンソンにも色があります。但しシャンソンを歌う人の人生の色なのです。シャンソンの歌詞は誰が歌っても同じですが、歌う人の語りや思いによって歌詞の意味が違ってきますし、聴く人はそんな人生の色を楽しんでいるのです。

クリスマスの時期、季節は一気に年末へと走り出します。冷たい風が吹いていますが、その中で温かさを感じるのは接する人達の笑顔と言葉があるからです。クリスマスから年末年始へと向かう季節は冬から春へと向かう希望を感じる季節です。そして令和5年から令和6年へと向かう区切りの季節です。新しい一年の始まりは希望が似合いますから、人生に希望を感じる色を選びたいものです。

来春、生徒の皆さんはシャンソンでそれぞれの希望を表現してくれると思います。クリスマス会の案内をいただいたことに感謝しています。楽しい時間を共有できたことにお礼申し上げます。ありがとうございます。

リハーサル

ピアノの先生と共にサウンド・トイ・ボックスを訪ねました。このお店では時々先生のピアノコンサートが開催されています。令和6年1月にも予定されていますが、今日もカントリーな曲のコンサートが開催されました。

丁度、店内ではリハーサルの時間に入り、穏やかな笑顔で楽器を準備するバンドメンバーの顔がありました。緊張の前の穏やかさ。メンバーの皆さんは、とても良い表情をしていました。

ピアノの先生は「声はしっかりと発音すること。元気のある声で発声することが大事です」と話してくれました。同じ歌でも小さい声と大きな声とでは、お客さんに伝わり方が違うのです。自信を持っているか、いないかで聴く人への伝わり方が違います。自信を持って大きな声で発声したいものです。