活動報告・レポート
2023年12月22日(金)
体操とボイストレーニング
体操とボイストレーニング

お招きをいただき、大阪市内で開催された異業種交流会に参加しました。参加者は約70人で、身体が柔らかくなる体操やボイストレーニングを体験しました。

体操の手順として、左手は下、右手を上に組んで八の字を描くように回します。回す位置は顔の前、胸の前、腰のあたりと変えながら行うと効果的だそうです。自分が改善したい位置で両手を回していきます。たったこれだけで身体が柔らかくなるので健康維持と怪我の予防につながるということです。また背中で両手を合わせて上に上げることも身体を柔らかくしてくれます。これらの体操は一日中、やっても良いぐらい効果があると説明してくれました。立っても座っていてもできる体操なので、一日の中の空き時間に実践したいと思います。

ボイストレーニングは自分の名前を発声する課題に取り組みました。名前は丁寧に、一ランクずつ上げるように発音していきます。一ランクずつ下がってしまうと駄目だそうです。

順番に名前を発声していくのですが、大部分の人は苗字から名前に向かうに連れてトーンが下がっていきます。つまり、苗字の最初は大きな声ですが、徐々に小さな声になっていくのです。

「かたぎり あきひろ」の場合、最初の「か」の発音は大きな声ですが「た」「ぎ」「り」と段々と声が小さくなっていき、「あ」「き」「ひ」「ろ」とトーンが下がっていく感じです。

これだと運気が逃げてしまうようです。苗字から名前を言うに連れてトーンが上がっていくことで運気は上昇しますから、最初の「か」の発声よりも「ろ」の方を高く発生する必要があります。一文字ずつ音声は高くなっていく感覚です。発声に合わせて腕を高く上げていく動作を取り入れると、発生は比較的スムーズに高くなっていきます。

手の動きが脳を動かしますから、「自分の手を信じて動かして下さい」とアドバイスがありました。考えるよりも動くことが大事だということですが、課題に直面した時の対処方法とよく似ています。課題に直面した時に考えてばかりいても解決に向かって動き始めることはありません。課題に直面した時は考えるよりも、まずは行動することが大事なことです。

身体を動かすことが、健康増進にも、運気上昇にも、課題解決にも適した方法だということです。

そして、人の話で印象に残る順番があることを説明してくれました。

声の大きさと声の質が50パーセント。ビジュアルが30パーセント、話の内容が10パーセントだそうです。合計は100になりませんが、人の話で印象に残るのはこの比率なので声が大事だということです。

なお、話は相手に伝える意識を持つことが大事です。しゃべる、話すのではなくて伝えること。伝える気持ちがなければ、話している内容は相手に届きません。伝えるとは「あなたに愛を届ける」ことだそうなので、話すのではなくて、伝えることを意識したいものです。

トレーニングの最後に伝えてくれたことは「瞬発力」です。話でも行動でも「瞬発力」があると相手に思いが伝わります。「瞬発力」がなければ、言葉も行動も相手に響きません。

話や行動は「伝えること」と「瞬発力」を意識しておきたいと思います。

ところで伽羅の香りを味わう体験をしました。貴重で入手しにくい天然の伽羅の香りを体験する機会はほとんどありません。戦国武将も欲したという「伽羅」の香りは一度匂いを嗅ぐと腑に落ちるので、一生、身体に残ると言われています。そして運気が上昇していくのだそうです。「神の香り」とも言われる天然の伽羅はほとんどなく、吸入すると運気が上がることから貴重な体験をすることができました。

ただ伽羅の香りは言葉で表現することが難しいのです。木の香しさと言えば平凡ですし、香水の香りでもありません。人に静の安らぎと動のエネルギーを与える清らかな自然な香りがあるとすれば、伽羅の香りだと表現したいぐらいです。今日、伽羅の香りと効能が身体に染み込んでくれたと思っています。

その他
  • 薬草について話し合いました。健康維持と増進のために薬草が必要とされている話を聞いています。近年、薬草の輸入量が減少しているので不足しているとも聞きます。国産の薬草は日本に必要なものなので、生産できないものだろうかと意見交換を行いました。
  • 冷凍技術と流通、食料事情の改善などについて会議を行いました。長期にわたって食品の品質の維持が図れるので、優れた冷凍技術の導入は大事だと思います。
  • 「批判」は信用を無くし「肯定」は信用を得ることを話し合いました。簡単なことのようですが、できないことの一つです。心得たいと思います。