毎年、クリスマスの時期に市内の二箇所の児童養護施設を訪ねています。先生や子ども達と懇談しているのですが、今年は少し訪問の時期が早かったので、子ども達は学校に行って不在でした。そこで先生方と懇談させてもらいました。来春入学する子ども達のことや、卒業生の進路などの話を交わし、そのうえで「何かお手伝いできることがあれば」「お役に立てることがあれば」と伝えました。
これまでもミニコンサートや研修旅行などを企画していますが、コロナ禍が収まってきたことから、春以降の企画についても話し合いました。
今日から以降は、冬の寒さが更に厳しさを増していきますが、先生方からは「子ども達は今朝、雪が降っていたので『雪だるまが作れるかな』と帰って来るのを楽しみにしていました」「11月のミニコンサートはありがとうございました。子ども達は今もとても喜んでいます」また「その時にいただいたご縁から、クリスマスにプレゼントを持ってきてくれることになりました」など、元気な生活の様子を話してくれました。
玄関を入ったところには、先生方がクリスマスツリーを飾っているので、華やかな学園の光景がありました。子ども達にとって、今年も良いクリスマスが訪れることを祈っています。
和歌山市内から大阪まで通学している大学生が訪ねてくれました。彼は今年4年生で、来春の就職が決定しています。和歌山市内の会社に就職してくれるので「地元に帰ってくれることを嬉しく思います。頑張りましょう」と話しました。
学校は冬休みに入っていますが「毎日、担当教官から卒業論文の指導を受けています。今はZOOMで指導を受けているので、学校に行かなくても良いのです。来月に提出するために市役所やNPO法人を訪ねて皆さんの話を聞いています」と話してくれました。
彼はインターネットの資料を引用するのではなくて、現地に出掛けてテーマについて話せる人に現実を聞いています。「現実を知ると、国が何故この制度を設けているのか理解できるようになりました。当初、調査している国の制度を否定的に考えていたのですが、関係者の話を聞くと必要な制度だと思うようになりました」とも話してくれたのです。
現地を訪ねること、当事者や関係者の話を聞くことで考え方が変わることは度々あります。インターネットでの検索や資料だけで判断することは手軽だけれども決して正しいことではない、と気づくことは若い人にとって大切なことです。卒業論文に現場で見たり聞いたりしたことを取り入れることは、時間がかかりますが考え方の変化や現場感覚を身に着けることにつながるので将来につながります。
論文は現場で書くことが大事だと考えさせられました。議会で取り上げる原稿も毎日書いている日々の活動も、ここに書いている言葉の大部分は現場から出ています。改めて原稿は現場で書くことの大切さを感じています。
- 医療的ケア児の施設を訪ねました。児童養護施設を訪問した帰り道に見つけたので訪ねました。令和5年7月にオープンしたばかりのこの施設は、医療的ケア児と保護者が集まれる場所、話し合える場所を目指しています。そして施設は開放的でスタッフの方々は明るく元気なので、誰でも訪ねることができます。
オーナーやスタッフの方々とも話しましたが「県議会で医療的ケア児のことを議論してくれていることは心強く思っています」と伝えてくれました。今日をご縁に、時々訪問したいと考えています。 - 教育者とコスモパーク加太の活用や先端企業の誘致など話を交わしました。「和歌山県内の学生が地元で就職できる企業を誘致して下さい。そのために企業誘致と工業用地の活用をお願いします」と話してくれました。