活動報告・レポート
2023年12月20日(水)
県政報告会
県政報告会

昨日、県議会定例会が閉会したことで、早速、県政報告会の機会をいただきました。

年末の時期、クリスマス懇談会を兼ねて開催してくれたものです。12時30分からのを皮切りに、計3回、県政報告会を開催することが出来ました。県議会で議論された最近の動きを中心に説明させてもらいました。

1. 都市計画道路の今福神前線について

現在、地権者との用地取得を行っているところで、約80パーセントの用地を取得しています。供用開始時期を明確にしたいのですが、用地取得完了の時期によって、供用開始時期が大きく違ってくるのでいつになるか言うことはできませんが、順調に進展しています。

2. 都市計画道路の有本中島線について

有本中島線の都市計画道路、市駅和佐線との交差点付近から、北側350メートル区間は、平成30年度に和歌山市が事業化しています。残りの区間は現在、用地取得を推進中で約90パーセントの用地取得が完了しています。早期供用開始を目指しているところです。

この二区間の都市計画道路が現在工事中の道路です。この二箇所が完成すると和歌山市内の都市計画道路は一応の完成となります。その後は京奈和自動車道と第二阪和国道の連絡道路に取り掛かる予定です。この連絡道路は和歌山市内の湾岸道路に接続することを計画しているので、市内の交通網の整備につながっていきます。

3.高速道路について

紀伊半島一周高速道路の早期完成に向けて事業を進めています。令和6年1月には、みなべインターチェンジと南紀田辺インターチェンジの区間の四車線化を着工する予定ですし、すさみインターチェンジから串本インターチェンジの区間の供用開始は令和7年春、もしくは秋を予定しています。生活道路として仕事に資する道路として、利便性が高まることになるので早期竣工を期待しておいて下さい。

4.その他報告事項

洋上風力発電の建設とコスモパーク加太へのデータセンター誘致は、和歌山県として大きな事業だと位置づけています。議会でも議論を交わしていますが、どちらも和歌山県にとって欠かせない取り組みなので、皆さんの理解と協力を得て仕上げていきたいと思っています。

5.皆さんからの要望ついて

県政報告の後、質疑と要望を聴かせてもらいました。皆さんからの要望は次の通りです。

  • 大浦街道の歩道が凸凹で危険な歩道になっています。また和歌山工業高校の通学路でもあるので生徒の安全確保の観点からも早期整備をお願いします。
  • 県道粉河加太線の歩道も凸凹で危険だと思います。新しく車道が整備された道路ですが、歩道の整備はできていないと思います。一緒に整備すべきだと思いますが、できていないので歩道整備をお願いします。
  • 同じく県道粉河加太線は道路灯が少ないので夜間走行時は危険です。和歌山市の道路は比較的暗いので、安全運転のためにも防犯のためにも、市内の幹線道路は明るくしてほしいと思います。
  • 県の仕事は一般競争入札ですが、県が有利になる場合は随意契約も必要だと思います。特に随意契約をする方が一般競争入札をするよりも安価な場合がありますから、県民の皆さんの利益につながる場合は必ずしも入札は必要ないと思います。税金の無駄遣いになっている場合があるので、県民の視点でチェックして欲しいと思います。庁内の規則が県民の利益になっているか検証をお願いします。

皆さんから、以上のような要望をいただきましたので、しっかりと対応したいと考えています。皆さんからの意見、要望は県政を発展させるために必要不可欠なものですから、聴く姿勢を大切にしています。

その他
  • 和歌山文化協会定例役員会に出席したこと。和歌山県として、もっと文化活動に理解を示して欲しいとの要望を受けました。来春に対応したいと考えています。
  • 国産の薬草を生育する取り組みについて意見交換を行いました。安全と健康のために国産の薬草栽培の必要性を感じています。地域の発展のためには、牽制機能が働く範囲で仕事をすることが望ましいと思っています。
  • 東京から友人が訪ねてくれました。「龍馬World in 和歌山」大会の説明をしたところ、気持ちよく支援をしてくれることになりました。和歌山県の地域振興につながる取り組みであることを理解してくれ判断してくれたことに感謝しています。