活動報告・レポート
2023年12月14日(木)
建設委員会
建設委員会

県議会では建設委員会が開催され県土整備部と質疑を交わしました。僕からの質問は次の通りです。

  1. 和歌山市内の都市計画道路で、現在、事業中のものは残り二か所と思います。都市計画道路今福・神前線の状況をお聞かせください。
  2. 同じく都市計画道路である有本・中島線の現在の状況をお聞かせください。
  3. 第二回目の「県道長井古座線 八郎山トンネルに関する技術検討委員会」での議論の主な内容についてお聞かせください。
  4. 八郎山トンネルに関して。支保工の設置位置不良の問題に関して、今後、コンクリートをはがし、支保工が正しく設置されているかを確認する方針だが、確認したうえで施工不良個所をやり変えると考えて良いのですか。
  5. 考え方として、このトンネル工事は全てやり直すと考えて良いのですか。
  6. 段階確認の要請がないことから実施していなかったとありますが、68か所で136回の段階確認が6回だけしか行っていないことです。
    段階確認は施行者の要請を受けて実施するものなのか、自主的にするものなのか。段階確認の基準についてお示しください。
  7. 段階確認をしていれば防止できていたとするなら、抑止効果があるとすれば責任の所在として、本会議での部長発言「責任を重く受け止める」とは、どう解釈すれば良いのですか。お答えください。

建設委員会では以上の項目について質疑を交わしました。

結果として、本委員会に付託されている補正予算を含む全議案は、賛成全員で可決されました。

また委員会外の話題として、市町村から県議会建設委員会に各地の道路や河川に係る事業化と予算化の要望が提出されていることについて話し合いました。まず、建設委員会として回答を返すことになりますが、各地域には県議会議員がいるので、今まで以上に現地と協議をすること、現地の状況を調査して精査することも話し合いました。この件は継続して協議していくことにしています。

令和会

定例の勉強会である「令和会」に出席しました。ここでは「龍馬World in 和歌山」大会の説明や国防に関する説明がありました。僕からは「ウクライナと中東での紛争と東アジア情勢の見方」について話をさせてもらいました。この問題の説明の後、皆さんと世界と日本の立ち位置と今後について議論を交わしました。

結論として「自分の利益だけを考えるのではなく、他人の利益を考えて行動する方が周囲のことがうまく進むので、自分も相手も、自分を取り巻く地域社会、日本、そして世界は豊かで安定する方向に向かう」ことになります。自益だけに執着するから他益が損なわれることになり、結果として争いに発展することになる。歴史を鑑みても多くの争いはお金、つまり、余りにも自己の利益を求めることから起きたものです。歴史から学ぶこと、自国だけではなく、他国で起きていることの情勢をもう少しだけでも良いので認識することが、大事なことだと話し合いました。

令和会には分野の違う方々が参加しているので、違う視点からのモノの見方、考え方で意見が述べられます。社会で起きていることに正解はありませから、視点が違うと見え方も考え方も違いますし、その結果、行動も異なることが分かります。

ここで大事なことは、違いを認めて自分の視野を広げることです。視点を広げると考え方が柔軟になり、行動も大きくなります。モノの見方や考え方の違いを認めなければ、批判につながり対立するだけのことになります。見解の相違で深く対立することは、その後の解決に向かいませんから、対立よりも認めることも、自らの価値として持っておきたいものです。