活動報告・レポート
2023年12月5日(火)
経験談を伝えてもらう
打ち合わせ

今日も一般質問の打ち合わせを行いました。今回取り上げる項目に基づいて課題と対応策を議論しています。県政を前進させることの難しさは、地元の意見と市の考え方、そして関係する事業者などとの協議と調整が必要となることにあります。わが国は社会が成熟しているので、既に前例があり既得権益など、地域社会で型が固まっていることが多いのです。

それを打破することは簡単なことではありません。

意見を聞いたからと言って簡単に前進させられることは少なくて、関係する人や団体などから意見を聞いて行政と協議することが必要となります。但し、既存のしくみを変えるに当たっては、先行している人とこれから始めようとする人との間の利害が相反することが大半なので調整が難しいのです。

そんな課題を少しでも前進させるために県議会があり一般質問があるのです。今回も先輩、同僚議員が登壇して、それぞれの地域の問題提起と対応策を議論することになります。

県政を良くするために、連日、所管の皆さんと議論を交わしています。

経験談を伝えてもらう

某団体の役員と元役員の皆さんと年末の懇談会を行いました。会を主催してくれた元理事長からは「親しくさせてもらっている仲間の皆さんと会えることを嬉しく思います。会の理事職の時につきあいをしていた方でも、役職を離れるとつきあいがなくなる人もいますが、そのメンバーは立場を離れても仲間だと思っています。これから先も、ずっとつきあいをお願いします」と話してくれてから懇談会は始まりました。

そして終了の時にも「今日は一年の中でも最も楽しい時間となりました。良いメンバーと過ごす時間は楽しいものです。早いものでもう12月ですが、こんな時間を過ごせることを幸せに思っています。来年も再来年も、良い年が続くことを願っています」と締めくくってくれました。

懇談会の途中、元理事長は「とても気分が良いので、私の修業時代の話も聞いてください」と言って経験を伝えてくれました。20歳代の修業時代と27歳で独立したこと。「仕事が楽しくて事業展開をしていけたのは、日本が高度成長期だったことから若い人の企画が時流に乗ったからだと思います。時代に即しただけで私は運がよかったと思っています」と話してくれました。

事業の詳細は控えますが、運だけで事業がうまく進むとは限りません。運を呼び込む力を蓄えていたと思います。何もしないで待っているだけで、運が訪れることはありません。運を掴むには、人並み以上の努力や周囲の困っている人を助けること、機を見て挑戦することなどが必要です。

そして「これまで多くの経験をしてきましたが、その全てが今を築いてくれたものです。同じ時代に一緒に仕事ができたことを嬉しく思います」と伝えてくれました。

これまでのこと、今日、過ごした時間に感謝を伝えるのは僕の方です。役員としてご一緒できたこと、その関係が今日まで続いていること。そしてこれからもご縁が続くことに深く感謝しています。

懇談会終了時「みんな、明日も頑張っていきましょう」と笑顔で話し合いました。

お墓参り

偶然ですがお墓が隣同士の先輩議員がいます。お墓参りに行った際に、時々、出会うことがあります。ご一緒させていただいた時「片桐君、お母さんはお墓にお花を絶やすことなくお参りしていたので、いつもお墓には花が添えられていたよ。最近、花が途絶えている期間があるようなので、お墓参りの機会を大事にすることも考えてくださいね。僭越で申し訳ないのですが」と話してくれました。

心の中で「最近、お墓参りに行けていない」と思っていたので、「ご指摘いただいた通り、お墓参りに行く良い機会だ」と感じました。順調に物事が進んでいる時こそ、お墓参りに行くべきだということです。困った時に突然、お参りするよりも、日頃からお参りすることが望ましいのです。

お墓に花を絶やさない。夏場はお花が枯れるので取り換えに行くのですが、夏を超えると安心してしまって、改めて当たり前のことですが続けることの難しさを感じます。当たり前のことを続けることの難しさを感じると共に、当たり前のことだから続けなければと思いました。