ゴールド笑の会主催の「秋の集い」に参加しました。今年最終の例会で、国政、県政、そして市政議会報告と会員によるみかん狩りを楽しむひと時となりました。
僕からは、令和6年7月に開催する「龍馬World in 和歌山」大会の趣旨説明と参加依頼、そしてジョン万次郎に関わる大会と和歌山県との関りについても説明しました。
令和6年7月の和歌山県は、幕末からの歴史が集まることになります。坂本龍馬とジョン万次郎、ホイットフィールド船長、そしてペリー提督の子孫が同時期に和歌山県に集まることになりますが、幕末から明治にかけての歴史を知る機会、話を交わせる絶好の機会となります。同時期にふたつの全国大会が和歌山県で開催されることは奇跡のような巡り合わせです。是非とも「ゴールド笑の会」の皆さんも参加、協力をお願いします。
チラシをお配りしましたが、坂本龍馬と陸奥宗光外務大臣の功績は知っていると思いますが、同時期に活躍した土佐のジョン万次郎と和歌山県の関りは知らない人が多いと思います。僕もジョン万次郎の大会の案内を聴いた時に知ったことがあります。ジョン万次郎の長男の中濱東一郎は疫学の研究者として活躍した医師であり、串本沖で遭難したエルトゥールル号とも深い関係があるのです。当時エルトゥールル号の船員の間でコレラが流行したのですが、その乗組員のコレラ感染者の治療に努めた医師が中濱東一郎だったのです。
和歌山県とのご縁を感じる話ですが、余り知られていないのです。来年は和歌山県で大会が開催されるので、幕末の偉人が残した歴史を、和歌山県との関りを加えた物語として全国に伝えたいと考えています。
来年の全国大会に関して、地元の皆さんの協力をお願いします。
続いてみかん狩りを楽しみましたが、和歌山市内でみかん狩りができる場所があることを知りませんでした。懇談会の後、みかん園に場所を移してのみかん狩りで、短い秋のひと時を楽しみました。
県内の観光事業者と懇談した時の話です。
「コロナ禍明け、インバウントが好調で和歌山県、和歌山市にも大勢の観光客が来てくれています。関西空港から和歌山市に観光バスに乗車してもらっていますが、ここで問題があるのです。
大型の観光バスが駐車できる場所が少ないのです。駐車できるのは和歌山城と和歌山ビッグホエールの駐車場だけです。そのため観光やお買い物に案内した時に乗り降りと駐車で困っています。観光バス駐車場の問題を改善すれば、もっとインバウンドのお客さんを誘客できると思いますし、観光都市であるならばもっと観光バスの駐車場の整備が必要だと思います。
そこでJR和歌山駅東口に路線バスの駐車場所がありますが、ここに観光バスを駐車できるようにできないものでしょうか。路線バスは必要な公共交通であることは承知していますが、常時使用していないのであれば、観光バスの駐車場として活用できないものですか。または空き時間帯をうまく活用できるようにできないものでしょうか。
他の観光都市と比較して観光バス駐車場が少ないことが、観光事業に携わる者として問題だと思います」という提言です。
確かにJR和歌山駅東口は観光バスの乗降場所となっていますが、駐車スペースがないことから道路の一車線を使って駐車しています。できれば和歌山市の玄関口として専用スペースが欲しいと思います。
また「関西空港行きのリムジンバスの本数が約1時間に一本と少ないので、利便性を高める必要があります」との提案もいただきました。コロナ禍以前と比較してバスの本数が減少しているようなので、利便性が低下しているように思います。関西空港までのリムジンバスの本数を増やすことが観光都市として、和歌山市の玄関口として必要なことだと思います。
JR和歌山駅の整備と併せて観光バスの駐車場とリムジンバスの運行本数を増やすことも課題だと思います。
- 和歌山文化協会役員の方を始めする方々と日本文化の体験を楽しみました。和歌山県にいると体験できないような文化を体験しました。これも以前からお世話になっている方々のお陰だと感謝しています。日本文化は素晴らしいと感じています。
- 文化協会役員の方と「日本の文化と歴史」について懇談しました。抹茶の歴史と茶道、文献に基づく日本史の話を交わしました。良い時間を共有できたことに感謝しています。