活動報告・レポート
2023年11月10日(金)
幸運なこと
幸運なこと
幸運なことに、大谷徹奘師と話す機会をいただきました。師匠と会うこと、話を聞くこと、話をすることは楽しみの一つですが、個人的に話す機会を得られることは幸運につきます。いつも心が積極的な話を、自らの体験にユーモアを交えて聴かせてくれますから、心の中で印象に残り忘れないのです。そこに分かり易い言葉も授けてくれるのです。
- 「いのちを運ぶで、運命。その運転手は自分」。
運命とは自分の命を運ぶことですが、運転手は自分だとすると、運命とは自分で決めることができることになります。そのため行き先を決めるためには目的を明確にする必要があります。目標を決めていなければ目的地に着きませんから、目的地を決めて運転しなければなりません。
当たり前だけれども、短い言葉で伝えてくれると大切なことに気づかされます。 - 「自分の手のひらを見てください。グー、チョキ、パーとやってみましょう。その手を動かしているのは誰ですか。そのあなた自身です。あなたの体を動かせるのはあなただけです。そして、その手はいずれ100パーセントの確率で動かなくなります。あなたが死ぬ時です」。
これも当たり前のことですが、生きている私達は日常生活において気づいていないことです。やがて自分の手を自分の意思で動かせなくなる。死に向かって生きている私達ですから、「己のなすことが世のため。人のためになるところまで自分を、心を育てることです」と伝えてくれています。 - 「死ぬ瞬間、自分の命に『つきあってくれてありがとう』と。体と心が、そう深々とお辞儀をし合ってお別れできたら、最高の生き方ではないでしょうか」。
心に重く届いて響く言葉です。過去の生きた証をやり直すことはできませんから、このような最高の生き方をするのは今日が初日です。今日が一日の始まりであり、今日がこれからの人生の始まりだと思いたいものです。
先輩の姿
今日、お会いする予定の先輩を訪ねようとしたところ「今日、片桐君と会うのと同じ時間に相談者が来るけれど同席しても良いかな」と問い合わせがあり「良いですよ」と答えました。初対面の方でしたが、お互いに「お名前は聞いています」と挨拶を交わしました。
挨拶を交わした後、早速、相談に対応している先輩の姿は頼もしくもあり、嬉しくもありました。困りごとの相談を受けて直ぐに解決のための道筋を立て、その関係者に連絡を取ったのです。先輩はこれまで多くの相談に乗っていることを知っていますが、同席させてもらったことで凄さを感じました。
分からないように人を支えている人がいる、困った案件から助けている人がいると思うと「世の中には困っている人に寄り添う凄い人があるものだ」と思いました。
相談者の方は感謝の気持ちを込めて先輩に「ありがとうございます」と挨拶をしました。「任せておいてください」と励ます先輩と、頼れる人と話ができて安堵感が見えた相談者が隣にいる、とても良い光景でした。
その他
- 仕事を終えた後に会った方々と陸奥宗光伯に関して懇談しました。「来年は和歌山県で全国大会ですね。行かせてもらいます。故郷の偉人を称える機会となりますから、全国に陸奥宗光伯のことを知ってもらいましょう」と話してくれました。
- 今日も食料とエネルギーに関しての懇談を行いました。どちらもわが国の最重要課題ですから、毎日のように話題になることは歓迎です。関心を持っているから、人はそのことを考えますし行動につなげようとします。先進国の中でもわが国は食料自給率とエネルギー自給率は脆弱ですから、将来を見据えた取り組みにつなげたいものです。