活動報告・レポート
2023年10月1日(日)
観月の夕べ
観月の夕べ

和歌山文化協会主催の「観月の夕べ」に参加しました。華道部と茶道部から中秋の名月に献華と献茶の行事を行い、月見を楽しむ機会となりました。ただ献華と献茶は西の空に向かってのため、背景には赤く染まった夕日が輝いていました。太陽と月の物語を堪能する「観月の夕べ」を楽しむことが出来ました。

観月の夕べ 観月の夕べ

ところで茶道部の皆さんはお客さんの丁寧なお迎えはもちろんのこと、準備と後片付けなど見えない場所でも懸命におもてなしの気持ちで活動していたことに感動しました。

観月の夕べ

お客さんが帰った後の後片付けは時間がかかりましたが「茶道部として会場をお借りしているので、遅くならないように、きれいに整頓して帰らないと示しがつきません」という言葉と気持ちで動きました。後片付けでさえ、世界を鳥瞰しているような満月のように気持ちのよい行事となりました。

最後に茶道部会を代表して皆さんに挨拶をさせていただきました。

本日は「観月の夕べ」にご参加していただいたこと、厚くお礼申し上げます。中秋の名月を鑑賞しながらのこの観月の会は和歌山文化協会が主催したもので、華道部の皆さん、茶道部の皆さん、そして役員の皆さんの尽力をいただき、120人を超えるお客さんをお迎えすることができました。皆様に重ねて感謝申し上げます。

今年と同じ満月を見ることが出来るのは7年後になると聞きますが、お月様を見て兎の餅つきに見えるのは日本人だけだと思います。日本人の持つ感性と優れた文化性は世界に誇れるものだと思いますし、和歌山で「観月の夕べ」として、日本の文化を楽しむ機会を持てていることにも感動しています。文化を楽しめる感性を持っていることは日常を豊かにしてくれますし、お花やお茶を楽しめる感性を持ち合わせている皆さんとともに時間を過ごせることにも感謝しています。

これから季節は秋から冬へと向かいますが、秋以降の文化活動もたくさん予定されています。和歌山文化協会としても、茶道部としても、和歌山県の文化度を高めるために、そして皆さんと共に文化を楽しめるように活動して参りますので、引き続きご指導をいただきますようお願い申し上げ、皆様へのお礼の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございます。

以上の趣旨の挨拶で会を締め括りました。午後からお月様が鑑賞できる時間まで長丁場の運営となりましたが、運営してくれた皆さんのお陰で楽しいお茶会と「観月の夕べ」となりました。和歌山県の文化を支えている気持ちが表れた席となったこと、そこに参加させてもらったこと感謝しています。

映画の話

「観月の夕べ」の後に感動する映画の話を交わしました。いくつかの作品があがりましたがタイトルだけで感動が蘇りました。

「ロッキー」「フラッシュダンス」「フットルース」「グリース」「チャンプ」、そして「レジェンド・オブ・フォール」など懐かしい名作が出てきました。最近の映画も良いのですが、やはり感受性が鋭かった年齢の時の映画の名前が出てきます。

音楽を聴くだけで勇気を与えてくれる「ロッキー」は最高です。トレーニングのシーン、世界戦の前日の試合会場に現れたロッキーのシーン、そして感動の最終ラウンドなど、涙の場面がたくさんあります。

「フットルース」の最後のダンスシーンは何度観ても感動しますし「フラッシュダンス」のラストシーンも同じく感動です。「グリース」は当時の評論家の評価は低かったのですが、今ではミュージカルの名作に数えられています。時代によって評価は変わりますが、この映画の凄さを見抜いていたのは評論家ではなくて当時の若い人達でした。

「チャンプ」も涙の出る感動映画です。ボクシング映画はヒットしないと言われていましたが、当時ヒットしたかどうか分かりませんが映画的には感動しました。ブラッド・ピットの映画は「ジョー・ブラックをよろしく」は感動モノですが、「レジェンド・オブ・フォール」も観たいと思います。

懐かしい映画の話だけで感動することができました。