活動報告・レポート
2023年9月30日(土)
大楠
大楠

和歌山城内にある大楠にお参りしました。毎月、ここにお参りしているのですが、今回も樹齢400年の大楠とエネルギーの交換を行いました。戦後時代よりも前の時代から、この地で歴史を眺めているタイムトラベラーのような大楠は、強い生命力を持っています。戦国時代から江戸時代にかけての戦の時代、近代国家になってからの戦争の時代があったにも関わらず、戦火や動乱に動じることなく生命を今につないでいるからです。

大楠 大楠大神

多くの人の生命を育み、生き様を眺め、そして次の時代に必要な生命力をつないできたと思うのです。先の大戦の和歌山大空襲の時、ここに避難した家族の生命を護ってくれた話も聞きました。これまでの歴史の中で、多くの人が大楠の恩恵を受けていると思います。

多くの人の生命を眺めてきたことから、現代人に必要な生きる力を身体に宿してくれるように思います。両手で触れると大楠と一体になった感じがあり、エネルギー交換をしているような錯覚に陥ります。自身が抱えている悩みや心配事を大楠に引き取ってもらい、大楠からエネルギーをいただいているように感じるのです。大楠と身体が一体化してエネルギーの循環が起きているように感じるのです。

この先、例え400年が経ったとしても、この場所で強くて優しいエネルギーを放ってくれていると思います。もちろん僕はその時代にはいませんが、大楠は多くの人が生きた証を、その時代の人に伝えてくれると思います。

大楠

戦国時代や江戸時代、先の大戦で和歌山市が戦火に見舞われたのと同じように、昭和から平成、そして令和の時代も歴史の一頁となり、その時代の人に私達が生きた物語を語ってくれると思います。現代もまた、悠久の歴史の流れの中の一瞬に過ぎないのです。だから瞬間に過ぎないこの時に一喜一憂するのではなく、80年、400年を一つの塊として考えて日々を過ごしたいと思います。

大楠から強いエネルギーをいただいて、午後から活動に向かいました。僕が受け取った大楠からのエネルギーは、この後に会った友人達にも届いていると思います。一度発生した波動は連鎖しますから、この良い波動は伝播していると思います。大楠と僕、そして皆さんとの良いエネルギー循環になっていれば嬉しいことです。

仕事のしくみ

仕事には仕入れをして利潤を乗せて販売する仕事と、自ら得た知識と経験を提供する仕事があります。どちらも社会のため、人のお役に立つために必要な仕事です。尤も、人から必要とされていないものは仕事にはなりませんから、今ある仕事は必要とされているものばかりだと思います。

仕入れをして販売する仕事はしくみがあれば時間を超えて継続できますが、自ら得た知識と経験を基にした仕事には限りがあります。一人の人が50年も60年も一線で仕事をすることは難しいのです。それは医師や弁護士などの仕事が該当すると思います。

常に新しい知識と経験が必要で、気力と体力も必要となりますから、若い頃と同じように時間を費やすことは出来なくなります。一般的には、仕事を始めてから山登りをするようにゆっくりと頂を目指していきますが、山頂に登ったら次はゆっくりと下り道を歩くことになります。人は知識と経験と積み重ねていきますが、やがてその背負っているものを下す時が訪れるのです。

知識と経験は人が奪えるものではないので、これらの仕事に定年はありませんが、ずっと続くものでもありません。多くの人は後輩に知識と経験を伝えることで人を育て、後を託していくことを繰り返しています。そんな循環の中で私達は社会生活を過ごし、生きているのです。

だから限られている時間はとても大切で、人の時間を止めてしまう「タイムブレイカーとの時間は極力少なくすることが望ましい」と話してくれました。時間の浪費は命の無駄遣いとなります。気心が知れて信頼できる人の関りを重視したいと思います。