「いきいきシニア」役員の方々と会議を行いました。この会は毎月一回、開催しているもので、来月、再来月の行事企画と意見交換を目的として実施しているものです。
毎月顔を合わせている役員さんからは「毎月、片桐さんと会って話ができるこの機会を楽しみにしています。私達の意見を聞いてくれてアイデアをいただけますし、行事に参加してくれているので現場で感じたことを聞かせてもらえるので感謝しています」と話してくれました。
そして「直接顔を合わせて話をすることは大事なことだと思います。私たちは会社勤めを定年した後『何をしようか』と思っていた時期もありますが、地域社会に貢献することと高齢者の方々の居場所づくりが必要だと思って、この活動をスタートしました。もう15年を迎えていますが、私達のやりがいとライフワークになっています。『いきいき』できる生き方を示すためには、自分たちがいきいきしなければなりません。それを実践できているので、お互いに『いい生き方をしているね』と話し合っています。これからも『いきいきシニア』の活動を継続していくので、よろしくお願いします」と伝えてくれました。
役員の方々の話を聞かせてもらうと、和歌山市に大きな貢献をしてくれていることが分かります。
「二日前に北海道から和歌山県ツアーのお客さんが来てくれました。依頼を受けて友ヶ島の語り部をしてきました。友ヶ島の歴史を語り見どころを案内したところ、お客さんはとても喜んでくれました。お客さんの一人は『説明に感動しました。こんな良いところが和歌山市にあったのですね。もう一度和歌山市に来るので、その時も案内してください』と言って、電話番号と住所を尋ねてくれた」そうです。
「北海道からのお客さんが和歌山市のファンになってくれたよ。熱く語ることで和歌山ファンを増やすことができます」と笑顔で話してくれました。
そして「人生はどれだけの人に会えるかどうかが大事なことです。しかも後々につながれる人と会えることは幸せなことです。現在、いきいきシニアや語り部をしていますが、人との出会いが活力になっていますし、これからもやりがいを感じて活動していきます」と話してくれたのです。
どれだけたくさんの人と出会えるか。どれだけたくさんの人とご縁をいただけるか。とても大事なことだと思います。高齢者に生きがいを提供している「いきいきシニア」の活動も、和歌山市の観光案内で良さを訴えている活動も、地域社会への貢献であり、やりがいになっていることを感じました。
会議を終えた後「今回も楽しい話ができました。来月にも片桐さんに会えることを楽しみにしています。忙しい中、時間を取ってくれてありがとうございます」と笑顔で挨拶をしてくれました。
こちらこそ、人生の先輩方との話を楽しみにしています。
「龍馬World in和歌山」大会に係る会議を行いました。今から準備することがたくさんあり、早急に必要な決定と資料を作成する方向で話は進みました。
まずは紀州と龍馬との関係を説明できる資料を作成すること。陸奥宗光伯が和歌山県に残した功績を知らせる資料を作成すること。龍馬と宗光との関係を示す資料を作成すること。この全国大会を和歌山県で開催する趣旨書を作成すること。
以上の説明資料を作成することを確認しました。実行委員会としての活動はそこからのスタートになります。
せっかく和歌山県に誘致した全国大会ですから、全国の歴史ファンから「和歌山県の企画力、観光資源、偉人の顕彰と現在に生かす取り組みは凄い」と言ってもらえることを目指しています。
そして勝海舟と坂本龍馬が歩いて加太を訪れた歴史があることから「龍馬が眺めた夕日」を鑑賞する企画も計画の中に組み入れました。皆さんの意見を企画に取り込んでいく予定です。
昨日、障がい者施設に入居されている皆さんが県立の施設の見学に行ったのです。この施設では毎月、入居者の方々を社会見学のため和歌山城や東照宮などに案内しています。9月は県立の施設の見学に行ったのです。窓口で「障がい者の入場料金のチケットをお願いします」と伝えたところ「障がい者手帳を持っていますか」と尋ねられたので「障がい者グループホームに入居している皆さんなので持参していないのです」と伝えたところ「割引の適用はできません」と伝えられたのです。
この施設では紛失を防ぐため、外出時の障がい者手帳持参は止めています。これまで訪れた和歌山城や東照宮では、見ると障がい者の方だと分かることやスタッフが施設のユニフォームを着衣していることから分かるので「割引で入場していただけます」と気持ちよく対応してくれたのです。
しかし県立の施設が、知事が訴えている「憲法第13条に基づいて全ての人が幸福を追求できる権利の行使を可能とする条例制定の検討」の意味を理解していないようです。あくまでも規定通りに障がい者手帳の提示がなければ割引を適用しないのか、持参していなくても割引を適用するのかの判断には、職員さんは裁量を持ち合わせて欲しいところです。
誤魔化しているのではなくて重度障がい者の方々なので、職員さんにも分かるはずです。
「県が検討している動きを理解していないのではないですかと県に申し入れたい」との苦言をいただきました。規定通りの仕事は理解しますが、公共の福祉に鑑み、心ある対応、気持ちの良い対応をお願いしたいと思います。