「大阪・関西万博」の現地視察を行いました。県議会では関西で開催される万博の盛り上げを図るため、和歌山県への誘客に向けるために「2025年日本国際博覧会議員連盟」を組織して活動を行っています。本日は議員連盟として博覧会事務局から現状を聴かせてもらうと共に現地視察を行い、成功に向けての支援を行っていきます。
興味深かったのはシンボルマークの話です。1970年の万博のシンボルマークは、5つの大陸と日本を結ぶことをイメージし、その5つの大陸は桜の花びらをイメージしていたそうです。
今回のシンボルマークで目のように見えているのは、1970年万博で使った5つの大陸をイメージした桜の花びらだそうです。つまり前回の万博のDNAを受け継いだ万博を目指していることも意味していると話してくれました。今から55年前の万博は「科学の進歩」だったと思いますが、今回の「命輝く」の中にその精神が詰まっていることで「科学と命」を調和させるような共生型の万博になると個人的に感じました。
イメージが浮かびあがったことと会場の視察によって、少し遠いイメージがしていた万博が身近な存在になりました。
2025年万博の成功と、万博と組み合わせた和歌山県への観光誘客を目指すために有効な視察となりました。
和歌山縣護国神社を訪問しました。同神社再建30周年を迎えたことから、記念特別公演「流れる雲よ」を神社内の特設ステージで公演することや県民の方々に親しんでもらえるようマルシェを開催することなど聞かせてもらいました。
コロナ禍明けの今日「護国神社に参拝する外国人が増えてきています」と聞きました。最近では台湾、オーストラリア、そしてフランスからのお客さんが多いようです。そして「日本人よりも、外国人の方がお見えになられる方の人数が多くなっています」と聞かせてくれました。
インバウンド観光で外国人のお客さんが増えていることも要因ですが、できれば地元の方も参拝してくれると有り難いことだと思います。何故なら、和歌山縣護国神社の御祭神は、明治戊辰の役から大東亜戦争に至る間、国難に殉じられた和歌山県出身の英霊をお祀りしているからです。
地元出身の英霊がお祀りされているのが護国神社ですから、地元として永遠に存続して欲しいと願っていますから、そのためには地元の方が参拝する神社であり続けなければなりません。地元が見向きもしなくなれば存続できませんし、私達の精神も荒廃していくと思います。
この国の礎を築いてくれた英霊を祀り続けることが、和歌山県が繁栄していくために必要なことだと思います。これまで築いてきた地元の歴史や精神は、現役世代が語り継がなければやがて忘れられてしまいます。和歌山大空襲の話も、体験者の話を聴く機会を持たなければ忘れられてしまい、語り継ぐことはできなくなります。物語は語る人が途絶えてしまうと語られなくなり、ここに確かにあった歴史は消えてしまうのです。
そんなことは絶対にしてはなりません。護国神社で宮司さんとお話しをして、人として持ち合わせておくべき精神と語り継ぐべき歴史は、体験者から学ぶことや体験者の話を聞くことで護られると感じました。
和歌山県には語り継ぐべき歴史がある。護るべき歴史がある。だから学ぶべきであり、知るべきだと感じました。
鹿児島国体に出場する選手団の皆さんの壮行式が挙行されたので、激励のため出席しました。今回「燃ゆる感動かごしま国体」の舞台で、和歌山県選手団が活躍して県を盛り上げてくれることを期待しています。和歌山県代表として思い切り活躍すると共に、全国の強豪選手との試合を楽しんで欲しいと思います。
選手自身の記録を更新することや、チームとしての戦いで仲間意識を築いて欲しいと思います。